日別: 2009年10月8日の記事一覧
セレニティ通信号外(ジェンダーを巡って)
昨日今日と、日本列島は台風に見舞われましたが、皆さんの所はお変わりありませんでしたか?
東京の職場に勤務する若者Aくんより、メール有り。「職場に行ったら誰も出勤していませんでした(笑い)。・・・」Aくんはたまたま職場が近く自転車通勤とのこと。電車が軒並み止まってたいへんだったようです。私も今日が大学の担当日だったら、とても時間までにはたどり着けませんでした。
ところで、珍しく、というか今回初めて、セレニティ通信の号外を出しました。号外といえば、よく駅頭で配られる新聞の号外を思い浮かべます(と言っても、私はまだ一度も号外なるものを手にしたことはないのですけれど)。セレニティで出した号外は、そんな緊急性のある新聞の号外とはちょっと趣が異ります。
「特集号」「臨時号」「〇〇編」などなど、いろいろ考えた末、<35号と同時発行で、通常の内容とは趣が異なる>から、「号外」としました。
といったネーミングについては、さておきまして、、、、、。
内容は、セレニティのキーワードである「女性」の問題=性差別の問題をとりあげています。実体験を率直な言葉で語ってくださったKさん。Kさんを支えて法律や制度に訴え、共に闘われた夫のMさん。それぞれ、報告してくださいました。
また、その後、号外に寄せて、読者のお一人から励ましのメールと感想を頂戴しました。感想をお寄せ下さったのが、70代の男性というのも嬉しさ倍増です。勇気が湧きます。
私も、ともすると「男性だから、年配者だから、性差別に関して理解がないだろう」と思ってしまいがちですが、だとすると「女性だから」「若いから」といって差別するのと同じことになってしまいますよね。私の中にもそんなバイアスが掛かっていないかどうか、常に気をつけていかなくてはと思いました。
もちろんこの場合、ほっこり庵さんについては別です。日頃の活動を存じ上げていますから。
曇りのない目で見ることの難しさを感じると同時に、それは自分に見えていない部分が多いだけ、可能性の広がりでもあるのだなあと希望も感じます。年齢や性別に縛られず、自由に志や感性を同じくする人とネットワークを築いていかれたらなあと思います。
号外はこちら
または、トップページ右側の「セレニティ通信」からお入り下さい。