カテゴリー 『 セレニティの活動・お知らせほか 』
ホームページちょっとだけ変化
すっかりご無沙汰してしまいました。皆さまお元気ですか?あっという間にお花見から新緑の季節ですね。
セレニティでは今日からホームページがほんのちょっと変わりました。今までパソコンの画面の左側に表示されていたと思いますが、今日から中央に表示されるようになりました。(「な~んだ」というくらいの小さな変化ですが…)
今まで、ホームページから「セレニティ日記」をクリックすると、右にヒョイッと移動するのが、気にならないようでいて気になってました。「セレニティ日記」からホームページに戻ると、また左側にヒョイッと。なので、これで一安心です。
そのほかにも、だいぶ前に作ったページが、現在は記載内容が変わっていたり、リンク切れになっていたりしたところもあって、手直しが必要なところがちょこちょこ見つかりました。大きな修正ではありませんが、やっぱりメンテナンスって、どんなことにも必要なんですね。見直しながら少しずつ直していくつもりです。
少しでも読みやすく使いやすいホームページになるようにグレードアップしたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
メール・カウンセリング
ホームページでもお知らせしましたが、新規にメール・カウンセリングを始めることになりました。
実は、ちょっとドキドキのスタートなのです。
メールでのカウンセリングというのは、書かれた言葉だけが頼りなので、誤解が生じないようにと細心の注意が必要になります。
書かれた内容をご相談者の意図通りに読みとれるかしら?
微妙な心理を文面だけで、もれなくキャッチできるかしら?
…と考え出すと、きりがないくらい不安材料が出てきてしまうのです。もちろん、今までだってメールでのご相談をいただいたりもしましたが、大半の方はすでにお目にかかったことのある方で、ある程度背景や状況がわかった中でのご相談でした。まったく初めての方からのご相談とは異なります。
でも、でもです。思ったのです。
それでは、自分の中にある不安とはなんなのだろうと。ドンドン深く突き詰めてみました。すると、自分の不安の核心は、未知のもの(「者」ではありません)に対する不安とでも言い換えられるのかもしれないと思い至りました。
人が初めての他者に接するときに覚えるかすかな不安(と同時に期待でもあるのですが)にも通じるような気がします。
メールという、声(聴覚)や表情(視覚)をそぎ落とした言葉だけの世界で、未知の人間同士が向かい合うことの緊張からくるのかもしれません。
でもよく考えてみれば、そうした緊張感はある意味必要ですし、より真摯にカウンセリングに向かい合うためにプラスに働くようにも思います(もちろん過度の緊張はよくありませんが)。
そう思ったとき、気持ちはストンと落ち着いて、居住まいを正し、同時に肩の力が抜けて、初めての出会いを迎える準備ができた気がしました(ちょっと「いい子」過ぎ ^^;)。
何だか堅いことを書いてしまいましたが、まあこんなふうにちょっとドキドキした気持ちでスタートしましたということで、お読み流しください。
。。。。。。。
さて、スイッチを切り替えて………
気持ちが落ち込んでいるときには、カウンセリングに出かけて行くことも、電話で相談することさえも難しい場合がありますね。そんなときであっても、メールは比較的関わりやすいツールのように思います。
日頃私自身、インターネット上でいろいろな情報を得たり、メールで友人・知人から貴重なアドバイスをもらったりして、インターネットの恩恵に預かっています。そう考えると、やはりメールが便利なツールであることは間違いないですね。
困ったときに気軽に相談できて、悩みが深くなる前に対処する=その手段の一つとしてメール・カウンセリングを利用していただけたらなと思っています。
メール・カウンセリング、どうぞよろしくお願いいたします。
瞑想会の案内をサイトにアップ
やっと一昨日、瞑想会のご案内をホームページにアップしました。次回のテーマと、それから簡単なQ&Aも載せてみました。
瞑想に特にテーマは必要ないといえばないのですが、ちょっとしたキッカケというか、手がかりになってくれればいいなあと思って、設けています。
Q&Aも、日頃、皆さんが疑問に思っていらっしゃることがおありかもしれないので書いてみました。瞑想会について質問などありましたら、メールでお知らせ下さい。できる限りお返事したいと思います。
このところ、春と冬の間を行ったり来たりのお天気ですね。
花粉症の季節でもあります。幸い私は今のところ、花粉症ではないので助かっていますが、去年まで何でもなかった人が、ある日突然になると言いますから油断なりません。
お互いに、体調に気をつけたいものですね。
もういくつねると…年末雑感
もうあと一週間で、2008年も終わりなのですね。
すっかり日記のほうもご無沙汰してしまいました。
一昨日大学が冬休みに入り、気がゆるんだせいか、ドッと脱力感が押し寄せてきました。今年前半も早かったけれど、秋から以降も、あっという間に12月になっってしまった気がします。
この間、カウンセリングルームや大学の相談室では、個々の内面の問題だけでは処理しきれない、揺れ動く時代の様相を反映したいろいろな展開が次々にあって、まさに時代は大きな転換期に来ていることを肌で感じる日々だったような気がします。
私自身が自分の心のあり方や健康の維持も含めて、より柔軟に、よりしっかり研鑽を積んでいく必要があるのだろうと思います。
さまざまなことに偏見を持たず、素直に真摯に学ぶこと、子どものように無心に遊ぶこと、楽しむこと、そして静かに自分に向き合う時間も……。
こうしたことのバランスが、きっと自分を健康に維持するためにとても大事なことなのでしょうね。
と、殊勝な心がけとは裏腹に、現実は自分の期待を裏切って、ホントすぐ怠けるのでね…。そう、せめて大掃除くらいは怠けずに(形だけでも!)やらなくては、と心に決めつつ、「まだ来週もあるし~」と先送りにしている今日この頃です。
メリークリスマス!
ビパサナという瞑想
先週の土曜日は久しぶりの瞑想会でした。ほとんど一年ぶり!これには自分でも驚いてしまいました。しばらく間が空いたという感覚はあったのですが、それにしても一年とは。
でも、時間の流れが速く感じられるのは私だけではないらしく、参加した方が口々に「え?もう一年?」と言われてました。
というわけで、久々の瞑想会でしたが、やっぱり自分にとって、こういう時間は本当に必要だなあと改めて思いました(と言いつつ、一年もブランクが^^;;;)。
私が一番サボっているかも。参加者の中で。
日常的に瞑想の時間をつくっている方は、本当に偉いなあと尊敬します。
でも、でもです。
今回のプログラムで最後に教わった「ビパサナ」という瞑想は私にも続けられるかもしれません。
とにかく、簡単です。
仏陀が考案したといわれるとても簡単な方法で、自分の呼吸に注目します。息を吸うとき、吐くとき、鼻から出て行くその呼吸に注目します。
それだけです。実際にやってみると、息が出ていくとき、入ってくるときに目を向けるだけなのに、ただ「見る」ということを続けることが意外に難しいのに気づきました。
どういうことかというと、すぐに他のことに気を取られたり、考え事をしたりしてしまうのです。10分間の瞑想のうち、どれだけ見ることに意識を向けていられたかというと、信じられないくらいほんのわずかな時間なのには、我ながら驚きました。
私だけかしら?すぐ何か考えているんです。きっとこの調子で、何かを見るたびに、そのもの自身を見るよりも自分の感情を絡めたりして見ているのだろうなと思いました。何と言うこと!
「客観的に見る」と一口に言っても、なんて怪しいことかと思います(少なくとも私に関しては…)。
それに気づけただけでも、ちょっとはいいのかな?
こんなことを考えたからと言っても、難しい顔をして瞑想をしていたわけではないのですよ。こうした気づきはほんの瞬間のことです。書いてみると長くなるのですが…。
おそらく普段だったら忘れてしまうような些細なことに違いありません。それをちゃんと意識できて、覚えていられたところが瞑想会の瞑想会たるところでしょうか。
ということで…、
また来年、春になる前くらいに開催できたらいいなと思っています。