セレニティカウンセリングルーム

カテゴリー 『 子育て 』

Thinkと我慢

先日の新聞に、お笑いコンビのパックンマックンのパックンが、お子さんの子育てについてインタビューを受けた、ほのぼのした記事が載っていました。

「二人のかわいさには理性を失います」だそうです。
いいですね~ ^^)

さて、子どもが他の子のオモチャを取ったりしたとき、子どもになんて言うか。パックンは「Think(考えて)!」と一言。(日本人の)奥さんは「そこは、我慢でしょ」なのだそうです(わかるわかる)。

パックン「我慢という言葉はすごく便利です。僕は英語で育てることにしているから、使えないんだけど。」

面白いですね、こういうの。英語と日本語の違い。そして文化の違い。アサーション・トレーニングにも関係していて、とても興味深いです。

我慢も大事。同時に、Thinkも大事。自分の頭で考え、判断し、行動すること。子ども達がこの両方を身につけてくれたら、ステキですね。

ほんとのことば

何やら哲学的なタイトルなのですが。。。。。

「あなはほるもの おっこちるとこ」
数日前からこの言葉が耳に残っています。思い出すと、胸の中がほ~~んわりします。
この言葉、いったいなんだと思われますか?

「あなはほるもの おっこちるとこ―ちいちゃい こどもたちの せつめい」

という絵本の題名なのです。(ルース・クラウス文 モーリス・センダック絵 わたなべしげお訳)岩波書店

保育園や幼稚園の子どもたちから保母さんたちが集めた「ほんとのことば」だそうです。

たとえば、こんなのもあります。
「ケーキのかすをゆかにおとさないようにひざがついているんだよ」

思わず、「へ~、そうだったんだ!」と新発見した心境になったり、

かと思えば、

「はなはこすりあわせるもの」と聞いて、
「そういえば子ども達が小さかった頃、そんなことしてたなぁ」とか…、思い出したり。

ちなみに、「あなははいってすわるとこ」というのもあります。砂遊びがしたくなりますね。

実をいうと、私はまだ、この本そのものは読んでいないんです。東京新聞の「続 絵本がともすあかり」というコーナーで松井るり子さんが紹介しているのを読んだだけです。

タイトルを思い出すたび「うふふ」と、一人ほのぼのしているので、せっかくだから皆さんにも、とご紹介したくなってしまったというわけです。

紙芝居屋さんに後継者

東京下町で紙芝居屋のおじいさんが高齢のため引退し、若者が後を継ぐことになったという新聞記事を読みました。

若者は紙芝居に魅せられておじいさんに弟子入りし、今日まで紙芝居屋修行に励んできたそうです。

「これからも子ども達に夢を届けていきたいです」と後を継ぐことになったお兄さん。路地裏の一角には、紙芝居に集中する子ども達の後ろ姿に混じって、子どもを抱っこしたお母さんやお父さんの姿も見えます。子ども達の歓声まで聞こえて来そうな写真です。。。。。

後継者ができて良かった!これからもずっと続いていってほしいなあと思います。

今では紙芝居を知らない子もいるかもしれませんが、私が子どもの頃はホントに身近な存在でした。

紙芝居屋のオジサンが道ばたに自転車を止めて、駄菓子などを売りながら子ども達を呼び集めます。ある程度人数が集まったら、「さあ始まり、始まり~」と、紙芝居の世界が展開されていきます。

紙芝居の面白さは、なんといってもあの紙を引き抜く瞬間ではないでしょうか。「さあ、次はどうなるの?」と、ハラハラ、ドキドキしながら、オジサンが紙を引き抜く手元に、子ども達の目が集中します。

わずか10分足らずの「子ども劇場」でしたが、終わるとそれなりの余韻と満足感があって、小規模ながらやっぱり「一種の観劇」だったのだなあ、と今になって気づきます。

友だち同士オシャベリしたり、駄菓子を食べたりしながら、肩寄せ合って、肉声での語りに引き込まれていたあの頃。のどかな時代の産物で、このスピードのご時世にはそぐわないのかもしれません。
しかしだとしても、いつまでもすたれないでいてほしいと思います。

実は、孫がもう少し大きくなったら、紙芝居を見せてやりたいなあと思っているんです。………な~んて言いながら、孫をダシに私が楽しもうというコンタンなんですけどね。

図書館に購入希望を

先日、拙著「『きちんと自分の気持ちが言える子』に」のご案内メールを差し上げたところ、ある方から嬉しいお返事をいただきました。

その方はすでに定年退職されて何年にもなられるので、直接お子さんに関わることは少ないとのことですが、お嫁さんに贈るためにと購入してくださったそうです。こんなふうに、直接ご自身が読まれるわけではないのに、周りの人に薦めたり、贈ってくださったりしていて、本当にありがたいことと思いました。

また、お近くの図書館に購入希望を申請していただけますと、より多くの方に読んでいただけるので、図書館に足を運ばれることがありましたら、お時間のあるときに、どうぞよろしくお願いいたします。
「きちんと『自分の気持ちが言える子』に」

「セレニティ通信」編集中

朝晩、少し涼しくなってきましたが、またまた日中の暑いこと。明日はもっと暑くなるのだとか。
それでも、夜、虫の音を耳にするとホッとします。

今、セレニティ通信の編集に追われています。ほとんど一年ぶりです。なんと前回が去年の10月!自分でもこんなに空いてしまってビックリ!失礼しました。

編集に追われていると言っても、厳格な締め切りがあるわけではありません。ただ、一応締め切りを設けないといつまでもできあがりませんので。

今週末か、来週にはできがると思います。その後、サイトにアップいたします。

さて、トップページの「お知らせ」でもご連絡しましたとおり、拙著「『きちんと自分の気持ちが言える子』に」(PHP研究所)がやっと出来上がりました。9月4日に印刷会社から納入されたそうです(どんな出来上がりかな?ワクワク)。

「PHP子育てNet」にご案内が掲載されています。お時間のあるときに、ぜひ、「PHP子育てNet」のサイトでご覧になってみてくださいね。こちらです。

滅多にないことですので、見てやってくださいませね(笑)。
そして、出来れば周りの子育て中のお母さん、お父さん方にもお勧めくださいませ。

「お嫁さんに」とお買い上げくださった方もいらっしゃいます。若い世帯へのプレゼントにはピッタリですね。な~んて、宣伝してしまいました。