セレニティカウンセリングルーム

カテゴリー 『 近況報告 』

夏休みの作品

残暑お見舞い申し上げます

大学が夏休みに入って、キャンパスは人影もまばら。もうすぐ日も暮れようというのに、この日射し。とにかく暑いです。
。。。。。。

茨城県鹿嶋市の方から暑中見舞いメールを頂きました。昨日は大変だったみたいですね。1時間に72.5mmの集中豪雨だったそうです。
皆さんのお住まいの近辺は大丈夫でしたか?

。。。。。

先日、実家の片付けをしていたときのこと。小学校時代の夏休みの作品が出てきました。タオル地で作った犬のぬいぐるみです。真っ黒にホコリをかぶって見る影もありませんでしたが、紛れもなく私が小学校5~6年(?)の頃に作った物です。母にとっては、子どもの作品が捨てにくかったのだと思いますが、それにしても長期保存し過ぎです。

型紙をとって、布を縫い、中身を詰めて・・・、と当時のことが断片的ながら思い出されてきたのには、またまたビックリ!(人間って覚えているものですね~)。

「まあまあ可愛くできたかな」という完成間近になって、首がコクンと倒れてしまうことに気づいたときの悔しさ。どうやってもなおらず、本当にガッカリしたことを鮮明に覚えています。これは悔しかったので忘れません。そして、当然、今でもコクンです。

よ~く見ると、フェルトでできた目は接着剤ではなく、ちゃんと細かい針目で手縫いしてありました。その丁寧な仕事ぶりに、反省しきり。現在の私の何という大ざっぱで、いい加減なこと!当時はこんなに丁寧だったのだ。
小学生の私に教わった気分でした。

さようならの前に記念にパチリ!

大学も満開の桜

大学の相談室も始まったある日、スクールバスの乗り場前は満開の桜。近づいてみると、写真に映っている彼女も桜の花をカメラに納めていました。みんな考えることは同じなんですね。

この写真の日からすでに10日。今は葉桜になり、季節は新緑の季節へと移りつつあります。

昨年は怒濤の新学期で息つく暇もありませんでしたが、一転して今年は、なぜか・・・静かです。このままいくのでしょうか?それとも・・・。いずれにしても、みんなが無事に良いスタートを切ることができますように。

風邪

寒さの中にも、ちらほらと春の気配が見え始めました。と思った途端、ドカッと雪が降ったり、定まらないお天気ですが、皆さま、お変わりありませんか?

と、言いつつ、私自身が珍しく風邪を引いて寝込みました。もうだいぶ回復しましたので、ご心配なく。

幼少時は年中風邪を引いていた子どもでしたが、自分が親になってから以降は滅多に風邪を引かなくなりました。寝込むようなことは10年に一度、あるかないかというくらいだったのですが・・・。<歳を考えなさい>というありがたい天の声かもしれませんね。気をつけます!

寒暖の差が激しくなる時季です。
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

植物に教わる

連休も終盤ですね。朝の電車内も、ハイキング姿の初老のご夫婦や若いファミリー、リュックにスニーカーの若者と、いつもの通勤電車とはひと味ちがいます。

皆さんはどのようなお休みを過ごされましたか?

新緑を目にすると、つい心も弾んでどこかへでかけたくなる、そんな5月という季節。この時季にゴールデンウイークがあるのは、まさにピッタリですね。でも、今年の連休はいつものように弾んだ気持ちにはなかなかなれませんが・・・。

私のお休みはと言えば、連休中は大学の授業があり、それに伴って学生相談室も開けるので、実質お休みはありませんでした。計画停電があった場合に備えて、授業時間を確保するため、連休は返上になったのです。

先生方も学生たちも、5月に連休があると少しホッとできるようですが、今年はそれがなく、新年度スタートの緊張感を保ったまま一気に夏休みまで授業が続きます。個人的には、この辺でちょっとお休みがあったほうがうれしいですね。

もっとも私は月水金の担当なので、連休には一日だけ出ればよかったのですが、それでも飛び飛びにお休みがあったのでは、気分的には休めないので、連休はなきに等しい状態です(29日はセレニティの瞑想会が3ヶ月前から予定されていたので、こちらは大学から休みをもらいました)。

そんなこんなで終わっていく連休です。例年だと、連休中にカーペットやカーテンを夏バージョンに変えるのですが、そんな季節への対応も今年は鈍りがち。窓をサーッと開け放って空気を入れ換えよう、という気分にもなれませんし・・・。改めて、安心して深呼吸できることがどれだけ素晴らしいことかと思います。

木々や花々はいつものように芽吹き、若葉をつけ、色とりどりに花を咲かせています。人間も同じなのでしょうね。「ただひたすら、やるべきことをやればいいんだよ」と言われているようです。

明日は、ハナミズキやツツジの生け垣を楽しみながら、大学に行ってくることにします。

 

 

震災から一週間

地震が起きたのが、3月11日金曜日でしたから、正確には昨日で一週間になります。とても長い一週間でした。

幸い身内からは14日にメールが入ったのですが、それまでは生きた心地がしませんでした。何をしていても頭に浮かぶのは連絡がとれないことの不安だけ。あらゆる手段を講じても連絡はつかない。地図を見ては海岸線からの距離を算定したり、当日の行動パターンを想定したり…。何かしていないと落ち着かないという状態でした。

メールが入ったと分かったときは内容を読むより前に驚喜しました。家人に読んで聞かせながら、涙が止まりませんでした。「ああ、よかった!生きていてくれてよかった」ただただ、それだけでした。

私自身が被災したわけでもなく、遠い関東に住み、メディアを通しての情報に接しているだけでさえこんなに辛かったのですから、現地の方達は、本当に想像を絶する中で生きていらっしゃるのだと痛感させられました。そして今なお、どれほどの人達が、大切な人の消息を待っていらっしゃることか・・・。

加えて原発の大事故です。これ以上被害が広がらないことを祈るしかない状態なのが、なんともやりきれません。これを機に、暮らしのあり方を、エネルギーの問題を含めて根本から考えていくことが迫られている気がします。

PS..これを書いている途中で、被災地の身内から近況報告のメールあり。「配給が始めてあった。バナナ一本とチョコレート一枚、500mlの水が3本」一応自宅が流されず、冷蔵庫に残り物があっただけでも幸せなこと。そこに、貴重なバナナとチョコとお水。忘れられない食べ物になりそう。

配給に、私も手を合わせてしまいます。ありがとう!