
駅ナカの花屋さんで見かけたガーベラの花の見本。生の花がそのまま見本に。すごい!(クリックで拡大)
連休も終わりましたね。
5月の連休や夏休み、年末年始など、マスコミでは駅や空港の旅行客や、各地のにぎわいなどにスポットが当たります。必ず混雑した乗り物風景や、旅に出る(または帰国した)親子連れへのインタビューなども、十年一日のごとくラジオやテレビから流れてきます。
いつだったか、「みんなが出かけていると思うと落ち着かなくなるんです。どこかへ行かなくちゃと思ったりして・・・」と話してくれた若いママがいました。確かにそんな気にさせられそうにもなってきますね。
でも一方では、「連休だけど家でゴロゴロしています。案外みんなそうだったりして~」なんてツイッターでつぶやいているのを散見すると、「うんうん、それわかる」なんて共感したくなります。
お休みなんだから自由に(心も縛られずに)、過ごしたいなあ。
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バスの窓から
桜が咲き終わると、土手の菜の花の黄色が目にも鮮やかに飛び込んできます。
菜の花の次には、田んぼに水が張られて、あたり一面緑の鏡のようにきらめく季節がやってきます。
写真は2週間ほど前の、大学に向かうバスの窓からの風景です。こんな田園風景が広がっているんですよ。
ある日など、遠く富士山まで望むことができました。風もない穏やかに晴れた日に、あんなにくっきりと富士山が見えたのは珍しいことです。秩父の山並みの向こうに白く雪をかぶった富士山がそびえ、そんな風景を横目で見ながらバスに揺られていると、ちょっと観光バス気分でした。
こんな一日の始まり、よく考えると、贅沢ですね。
感謝しています。
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駅舎の窓から撮りました。駅舎が改造されるときに、ばっさり来られて半分になってしまった桜の木ですが、どうにか枯れずにすんだようで今年もきれいな花を咲かせてくれました。こんなに樹上高く(二階建ての屋根くらいの高さ?)の花を目の前で見る機会はあまりないので、面白いアングルではないかと・・・。

今年は桜の開花が早かったですね。去年の4月6日に撮った満開の桜の写真が手元にあるので、それからすると一週間以上も早いように思います。入学式の時期まであと少し保っていてほしいのですが・・・・。入学式に桜はとってもピッタリな気がするのです。無理かなあ~。
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先日、「フタバから遠く離れて」という映画を見ました。東日本大震災で被災した福島県双葉町が埼玉県加須市に避難してからの日々を追ったドキュメンタリーです。その中の一場面に、自衛隊の音楽隊が慰問に訪れて演奏する様子が映されていました。
楽隊をバックに隊員の男性がマイクを持って歌います。曲は「寅さん」だったでしょうか(たぶん)?ついで、福島県か双葉町の歌でしょうか?曲調と歌詞から判断して(たぶん)。これら歌の場面はほんの数十秒だったのですが、耳にしたとたんに、なぜか涙がこぼれてしまったのです。
私は特に寅さんのファンでもありません。特別に双葉町に対して深い思い入れがあるわけでもありません。確かに埼玉県に避難してこられた唯一の自治体という意味では、当初より関心は持っていましたが、しかしだからといってことさら双葉町に、まして町の歌に関心があったわけでもありません。にもかかわらず、曲を聴いたとたんに、なぜかわかりませんが、涙がこぼれてしまったのです。自分でもビックリしました。なぜここで?!
何の涙なのか自分でもわかりません。おそらく、そうした言葉にできない気持ちを涙が代弁してくれたのでしょう。
直接被災したわけではない私であっても、震災以来の被災地での過酷な体験談を聞いたり、今に続く原発や放射能にまつわる情報や今後の対応などを考える中で、知らぬ間にため込んでいた緊張もあったと思います。そうした諸々の思いが含まれていたような気がします。そうしたすべてが、音楽によって一気にあふれ出てきた、そんな感じだった気がします。
音楽の持つ力というものに改めて感心しました。言葉にできない思いを表してくれる手段だということがまさに実感できました。
そして思いました。
歌える人、いいですね!
楽器の演奏できる人、素敵ですね!
どうかたくさんたくさん、私たちの周りに音楽をあふれさせてください。
機会があれば歌ってください。
演奏してください。
音楽を聴いて、氷が溶けるように気持ちが外にこぼれたら、私たちはお互いにもっとゆったり生きられるような気がします。
ヨーロッパの街角のように、もっと音楽が身近にあったらいいなあというのは、私の昔からの願望なんです。
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お久しぶりです!
今日は暖かでホッとしました。
先月、珍しく風邪をこじらせて、一時はまったく声が出なくなったもので、以来寒さにはちょっと敏感になっています。そんなわけで、「暖かくして、無理なく過ごそう」を言い訳に、いつも以上に怠惰な生活に甘んじている感無きにしもあらずのこの頃です。
実際、声が出ないという体験は生まれて初めてでしたので大いに戸惑いました。「失って気づくありがたさ」と言いますが、まさにそれでした。声が出せるということがこんなに有り難いとは!
その数日前から喉が痛かったのですが、いつものようにそのうち治るだろうと高をくくっていたのがいけませんでした。ある朝起きたら、まったく声が出ないのです。その日は大学の相談担当日。慌ててメールで午前担当の方に連絡し、何とか別の日に振り分けてもらうなど対応していただくことができました。
とはいえ、学年末で相談日数も残り少なくなっていた時期でしたので、休んだのは一日だけ。週の後半は大学に行きました。そして、ささやき声で相談に対応しました。
「ごめんなさい。こんな声しか出ないのですが、大丈夫ですか?」と学生さんに尋ねると、「大丈夫です」との返事。「では次回に」という人は一人もいなかったので、ささやきながら相談に対応しました。すると、なぜか学生さんもささやき声になったりして・・・^^)
今では幸い、声はすっかり元に戻りましたが、声が出ない時に無理に出そうとすると元に戻らなくなることもあるそうですので、皆さまもくれぐれもお気をつけくださいね。
私の場合、「歳を考え体調管理せよ」というサインですね、きっと。
さあ、春になるまでもう少し。心も体ものびのびと過ごせますように・・・。
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