セレニティカウンセリングルーム

しだれ梅

雲一つなく、春のような暖かさ。

ポカポカの昼下がり、

買い物帰りに塀越しに見えたしだれ梅がみごとでした!

 

 

 

 

 

 

 

初春の富士

年頭のご挨拶もしないまま、今日は早くも一月の末日です。

ひとまず元気でおりますというご報告を!

いつものことながら更新もまばらな日記ならぬ月記ですが、

もしどなたかのお目に留まりましたら

読んで下さって厚くお礼申し上げます。

 

 

写真は新幹線の窓から見た富士山です。

三が日が明けてすぐに、久しぶりに東海道新幹線で名古屋を往復しましたが、その際、帰路に見た富士山です。

晴れた日に富士山を見ると、嬉しく幸せな気持ちになるのはなぜでしょうね。

このスーッと平野に続くなだらかな稜線の美しさは富士山ならではだと思います。

この写真は、走る車窓から携帯カメラで写したものなので、写真としては全然良くないのですが、

窓の外に富士山が広がってきたときの感動は、心の中が洗われるようなすがすがしさで記録に残したくなりました。

埼玉ではこれほど裾野まで見える場所はなかなかないので、ボケた写真でも私にとっては貴重な一枚になりました。

 

 

澤田嘉郎個展にて

すっかりご無沙汰しているうちに、なんとなんと年末になってしまいました。
申し訳ございません。皆様お変わりありませんか?

私の方は大きく崩れることなく動けていることに本当に感謝の日々です。
とは言うものの、あちこち小さなメンテナンスが必要なお年頃でして、大学の忙しさもあって多忙な日々を過ごしておりました。

そんな中ですが、11月には久しぶりに銀座に出向き、
澤田嘉郎先生の個展にお伺いしました。
コロナのこともあり、数年ぶりです。

澤田先生には10数年前に池袋の「花よろず」という素敵な花屋さんの一隅で、好みの花を選んで絵の題材にするという、なんともわがままで贅沢な水彩画教室の講師としてお世話になりました。
澤田先生は油絵も描かれますが、私の中ではどちらかというと水彩画のイメージが強い方でした。それが今回は油絵が中心で水彩画の点数は少なく、何か心境の変化がおありか?といささか興味が湧きました。

色彩も、以前はソフトな中間色が多かった気がしますが、今回は赤や紫といった鮮やかな色彩が印象に残りました。こうした変化に気づくと、すぐに訊いてみたくなるのが私の悪い癖で・・・。

他にも鑑賞されている方がいらしたので、矢継ぎ早にならないようにちょっとは気を遣いつつ、質問や感想を次々と投げかけてしまいました。

先生の個展の楽しみの一つは、素人の思いつきのような感想や勝手な評価にも真摯に耳を傾け、質問には率直に答えて下さるところです。たとえば今回の色の変化については、コロナの広がりや社会の変化の中で先生ご自身の心境の変化などもあってのことと背景を話して下さったし、赤や紫はご自分でも意識して使っていたことなども答えて下さいました。

「今回の絵の中でどれが一番お気に入りか」「この茎の先の小さな粒粒は子どもの頃原っぱで見た記憶がある」思いつくままいろいろおしゃべりできて楽しい時間でした。そしてこの空間全体が、何より優しい空気で満たされていたのがと~っても居心地良かったです。
表現は人なり、と言いますが本当にこの言葉の通りでした。

(写真撮影・掲載には許可を頂いています)

☆  ☆  ☆

今年一年、世の中いろいろありましたね。
気ぜわしく過ぎていく日々の中に、自分自身との穏やかな対話のひとときを持つことができますように(自戒を込めて)。
皆様にとって、新しい年が平安(serenity)でありますように!

 

なぜか秋になると

なぜか、秋は空を見上げたくなる。

夕方、仕事を終え一日こもっていた建物から出たら、目の前に広がる林の木々。

目を上げるとこの空。

うろこ雲なのかひつじ雲なのか、秋によく見る気がする。

午後4時半ごろ。

 

左の写真は1ヶ月前。

時刻は上の写真より1時間遅い午後5時半頃。

1時間遅いのにまだまだ明るい(こんなに違うんだ?!と比べてみてちょっとビックリ)。

台風が本土上陸と言われたにもかかわらず、

ありがたいことに進路がそれて大雨にならずにすんだ日。

雨上がりに、うっすら虹が残る。。。

 

 

 

お上りさんの心境で

昼間の暑さもようやく落ち着いてきた先日、

何年ぶりかで丸の内周辺を歩く機会がありました。

皇居方面に向かって歩いていたら、、、、

 

そうしたら、なんとまあ、驚いたことに、

目にしたことのない光景が広がっていて!

きれいに整備された街路の両側には、

飲食やファッション・インテリア・趣味のお店等々。

ブランド店もいっぱいで、何だか浦島太郎の心境。

というか、お上りさんの心境でした。

それに圧倒的に若い人が多くて、

カップルやファミリーが大半。

時代は変わっていくんだなぁと感動と郷愁とちょっぴりの寂寥感を

しみじみ実感しつつ歩きました。

ハンギングの花々も手入れの行き届いた生のお花なんです。

それが自然と都会の風景のコラボレーションとでもいうか、とても良い雰囲気を醸し出していて、思わず見とれてしまいました。

右に左に首を振りながら、ほーっと感心したり、アラッとビックリしたり、、、歩く姿はまさにお上りさんでした(笑)

そんなこんなで気づいたら、いつの間にか東京駅から有楽町まで歩いていました。

こんなふうに、日本中のそれぞれの街に歩くことが楽しくなるような道がいっぱい増えるといいなぁ。

その地域の特性や郷土色を生かして・・・。と、そんなこともチラッと思ったり。

次回はぜひ、ストリート脇のお店で軽食を買ってベンチでおしゃべりを!と決めました。

寒くなったらベンチが撤去されるとかありませんように・・・。

※帰宅後に調べたら、「丸の内ストリートパーク」といって、コロナ禍以後の社会実験的プロジェクトの意味あいがあるそうです。