セレニティカウンセリングルーム

新緑の中でリフレッシュ

どこを歩いても新緑が目に飛び込んでくる季節ですね。

ちょっと足を伸ばして、20分ほど歩いた所にあるスーパーまで買い物に。

この日は汗ばむほどの気温だったので、大きな葉っぱがちょうど良い木陰を作ってくれてホッとしました。

今週の天気はあいにく雨模様とか・・・。
それでも、雨の間にやってくる晴天の日には、透明感のある若葉の緑を思いっきり楽しみたいと思います。一口に新緑・若葉と言っても植物の種類によって色合いも濃淡も印象も実にさまざま。この世界にはこんなにもたくさんの緑色があったのかと驚くばかり!

 

人との距離を取りつつ、たまには屋外でマスクを外してみるのも大事な気がします。
深呼吸して心と身体を思いっきりリラックスさせてみます。

家の近くに公園や林があったら、木々の中にちょっと足を踏み入れてみるのもお勧め!植物の良い香りが呼吸とともに入ってきて全身を包んでくれます。場所によっては、とき折小鳥の声が聞こえることもあります。

季節の恩恵を最大限に生かしながら、コロナ禍を乗り切れたらと思います。
皆様もくれぐれもご自愛くださいね。

お花見の季節の日比谷公園

例年お花見の時期を逃していた私ですが、今年はこれから満開という時季に桜を見ることができました。

東京で用事をすませた後、本当は千鳥ヶ淵まで足を伸ばしたかったのですが、この日は履き慣れない靴だったので足が痛くなるのを避けて日比谷公園で我慢しました。

「我慢」というのは、日比谷公園は桜の木の本数がそれほど多くないのです。なのでお花見で賑わうことはあまりないように思います。ですが、私としては結構好きな公園です。

桜の季節に限らず、いつ行っても花壇にはその時々の花々が咲きそろい、樹木が季節の変化を見せ、歩く楽しみと憩いを提供してくれます。コンパクトだけど幹線道路からサッと入ることができて、ほんの1~2分で静かな環境に浸れる、まさに都会のオアシスだと思います。

昼下がりの公園では、若葉の木々が都会のど真ん中にいても深呼吸したくなるくらいの開放感と、芽吹く季節の躍動感で全身を包んでくれました。この日はコロナのせいなのか、以前のようにベンチが人で埋まることもなく、のんびり散策する人の姿が目につきました。

一方、数少ない桜の木の下にはスマホをかざす人が5~6人。
日比谷公園の桜の木は、千鳥ヶ淵や上野公園の桜よりも絶対1本ずつへの注目度・人気度が高いはずですね。
晴れて風も強くなかったので、お花見には絶好のお天気でした。

満開には早かったですが、散り際の桜ではなく、今年はちゃんとお花見ができてホッとしました。お花見は別に義務でもないのに、行かないと何か春のイベントをやり残したようなもったいないような気になるのが不思議です。

昔の人が桜の季節になると気もそぞろになったというのも何となくわかる気がします。それを歌に詠んで文化にまで昇華した時代のダイナミズムと包容力を感じます。娯楽が少なかった時代だからこそかもしれませんが、月や花がもっともっと身近な存在だったでしょうね。そう考えると、年に一度桜の開花に気もそぞろになるのも悪くない気がしてきました。

コロナ禍と人間関係

日差しが明るくなりましたね。

もう春ですね。

年が明けたと思ったら、アッという間に3月になってしまいました(あくまで私自身の感覚ですが、本当に日々が飛ぶように過ぎた感覚でした)。

新年早々、またまたご無沙汰続きですが、

あきれることなく、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

皆さん同様だと思いますが、コロナが広がってから、

ふだん交流のあった方達とも久しくお目に掛かかれていません。

仕事上でも、プライベートでも。

オンラインや電話だけでは、つながれる方とはつながっていても、

やはり直接交流するのとは大きな違いがありますね。

ネットも電話も一手間掛かる上に、

声や文字だけの伝達にはそれなりの配慮が必要になり、目に見えない部分で

何かと疲れているように思います。

 

コロナが落ち着くまでにはもうしばらく掛かりそうなので、

今年はコロナへの対処にしても、もう少しうまく力を入れるところと抜くところのバランスを取りながらやれたらと思っています。

昨年のようにコロナで右往左往するばかりでなく、もう少し主体的に動ければと。

 

昨年は本当にコロナに振り回されました。

正確にはコロナに起因する人間関係に大きな労力を割かされたと言った方がいいかな。

ここで詳細は書けないのですが、コロナによって日頃見えなかったいろいろな側面があぶり出され、

ある意味、人間を多角的に見る経験をさせられたとも言えそうです。

自分自身を含めてですが、改めて人間の悲喜こもごもの側面を学ぶ体験でした。

それはネット(メール)でのやり取りが、実際の直接対面するやり取りとは別の関係性を引き出したという表現もできるでしょう。

非言語を伴わない言語のみのコミュニケーションの課題とも言えます。

 

今、うららかな春の日差しの中で、ついうとうとと春の惰眠をむさぼりがちな日々。

昨年度のそうしたいろいろな思いをも振り返りつつ、

リフレッシュして4月を迎えたいと思っています。

 

それにつけても気がかりなのは、大学の新入生のことです。

コロナが一定程度落ち着いてくれないと、新入生がまた昨年度のように、

学生気分をまったく味わうことなくオンラインでの学生生活をスタートさせねばなりません。

昨年度は入学式も、部活やサークルの紹介もなく、ガイダンスも履修登録もすべてオンラインで、

友達の顔を見ることもなく自室でパソコンに向かうスタートでしたから、孤独感を感じた学生さんは少なくなかったように思います。

 

新年度には、少しでもコロナが落ち着いて、幾分かでも大学生らしい新入生気分を味あわせてあげられたらと思います。

ですが、最近、スーパーの入り口でアルコール液を使わない人をよく見かけるようになりました。

1週間前にはスルーする人は見なかったのに・・・。明らかに慣れが出てきているようなので、

気持ちはわかるけれど、後もう少しがんばってコロナが落ち着く方向へ持っていけますように、みんなでがんばりましょう。

 

 

 

 

 

自然の景色とメンタルヘルス

年が改まりました。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今年もよろしくお願い致します。

昨年は春頃からコロナが話題になり始め、コロナに終わった一年でした。何をするにもいつも頭の片隅には感染対策があったような気がしますし、それは今も変わりません。とにもかくにも健康第一を心がけ、毎日を少しでも快適に過ごせるようあれこれ工夫しながら乗り切っていきましょう。

その意味で、免疫力を上げるためにも、やはりメンタル面での安定は不可欠です。そのための手軽な方法の一つとして、「自然の風景(緑)に接するチャンスを増やす」というやり方があります。

 

これは科学的に実証されているそうで、自然の風景に接することができるならば、それがたとえ絵や写真であっても効果があるそうです。実際に外を歩いたりできないときでも、絵や写真でその代わりができるなら、壁に貼った絵や写真の切り抜き、パソコンやスマホで見つけた画像でも代用できますね。いつでもどこでもこの方法の効用に預かることができそうです。

実際に自然の中に身を置いた場合は、身体全体が開放感に浸ることができたり、おいしい空気を胸いっぱいに吸い込んだりといった視覚情報以外のメリットもたくさんあるわけで、自然の中にいられたらそれが一番です。でも、そうそう頻繁に出かけていくわけにもいきません。特にコロナ禍の現在、出かけないことがお勧めになってしまっています。

そんなときに、絵や写真で代用できるなら試してみて損はないと思います。まず手始めに、好きな写真や絵を壁に貼ってみるとか、ディスプレイの待ち受け画面に使ってみるのもありかな?と。カレンダーや雑誌の1頁でも使えそうですね。

私のパソコンは、電源を入れるとモニター画面に世界各地の世界遺産や国立公園の写真が現われます。電源を入れると勝手に立ち上がるのです。オプションなので削除すれば良いだけですが、気分転換になるのでしばらくそのまま楽しんでいます。カラフルで迫力のあるプロカメラマンの写真は感動ものです。いろいろな写真を入れ替わりで楽しむことができるので飽きないし、世界にはこんなに素晴らしい景色が溢れていると思うと、本当に感激します。

でも一方では、毎日毎日この感動はいらない気もしています。素敵なんだけど、そんなに毎日感動しなくてもいい、というかうまく説明できませんが、なんか複雑な気分になるのです。そう、毎日ごちそうを食べているような感覚に近いかも。贅沢な話ですけど。

そこへいくとここにあげた写真のなんと見慣れた風景であることか!
大学に行く電車の中から撮ったものです。一体何を撮りたかったの?というようなどこにでもある景色です。確かにそうなんですが、なんかホッとしませんか?
一面田んぼの冬枯れた風景。多分日本中どこでも見られるような・・・。こんなのんびりした風景の中だからこそ、この私でも通勤が続けられているのだろうなと、写真を見て改めてありがたさに気づきました。

お部屋やネット上に風景写真を置いてみる、よろしかったら試してみてください。

年の瀬に寄せて

な~~んと、2ヶ月もご無沙汰してしまいました。

自分でもビックリです!本当にごめんなさい。

今年は何だか訳わからないくらい早く時間が過ぎている気がしています。私の場合、大学でのオンライン対応が増えたことも一因だと思います。人に会わずに仕事を進めるのって意外とストレスフルな作業のようです。すべてを言語化して文章化してわかりやすく伝える、それをメールでやりとりする。実際に会うのとは違うZoomでの対面でのやりとりも、便利だけどそれが続くと何となく疲労が蓄積する。慣れればそれなりに便利だし、実際に会って話すのと同じくらい効果のあるものだとも思うのですが、どこかに緊張を背負い込むような気がしています。

こうした毎日を過ごしているとアッという間に時間が過ぎているのです。そして気づくと年末という・・・。

これも慣れなのでしょうか。音楽ライブなどもオンラインで視聴できるようになったのは嬉しいことです(私はまだ体験していませんが)。スポーツもストリーミング中継が増えてきましたね。これはフィギュアスケートの地方大会を見ました。今までにない形の文化やスポーツの楽しみ方が増えてきたのは嬉しいことなので、オンライン操作にも今以上に慣れて、疲れを減らすようにしていくことが今の時代をうまく乗り切る方法の一つ、とはいえそうです。

と自分に言い聞かせつつ、不慣れなパソコン操作に心も新たに頑張る年の暮れです。

年末に孫達が遊びに来たいというので二つ返事でOKしたのですが、最近のコロナの様相を見て泣く泣くキャンセル。お年玉も郵送することになりそうです。

皆様も心とからだの健康に気をつけながら、どうか良い年末年始をお過ごしくださいませ。
来年は、コロナが落ち着き、希望の見える年になりますように!
今年もありがとうございました。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

※写真について:
昨年の今頃購入したシャコバサボテンの最近の様子です。
葉摘みをした後、なかなか次の葉っぱが出てこなくて、そのまま枯れてしまうのかと思ったのですが、時々水をあげながら放っておいたら、こんなに蕾がついて花も咲き始めました。感激!

おまけに、左の小さい鉢は、昨年摘んだ葉っぱをただ土に挿しておいただけなのに、蕾もつけて、先日きれいな花も咲きました。株は小さくても実際に咲いた花の大きさは親株とたいして変わらなかったんですよ。何気に強気で突っ張ってるみたいで可愛いです(^^V~

この小さな蕾がちゃんと咲いてくれるかどうか・・・。突然ポロッと落ちてしまうときがあるので心配なんです。シャコバサボテンは小さな蕾が次々と大きくなっていくのを見るのが楽しくて大好きです。