関連するコトバ 『 ピートのスケートレース 』
久しぶりに、絵本
本当に大変ご無沙汰してしまいすみませんでした。
2月の中旬に風邪だかインフルエンザだかで寝込んでしまい、その後治ってもスッキリしないで復調するまでしばらくかかってしまいました。気づいたら、3月になっていました・・・。
(写真、ピンボケですね。。。)
そんなある日、お天気が良かったので、散歩がてら図書館まで足を伸ばしました。いつも図書館にいると時間を忘れてしまいます。特に、児童書のコーナー、それも絵本のコーナーが好きで、絵本に囲まれていると「幸せ~」となります。
この日は、たまたまツイッターで情報を得た2冊がお目当てでした。あらかじめ自宅のパソコンで図書館のサイトを検索し、所蔵を確認してから来たので、多分駆り出されていなければ大丈夫なはず・・・。図書館のパソコンで再度検索。ところが、記号を見ても、どの棚を探したらよいのかわからなかったので、司書の女性にお願いすることに。
すると早速パソコンで調べてくれ、プリントアウトされた小さなメモを見ながら案内されました。ちゃんと、2冊とも貸出可能でした。
次回から自分で探せるように司書の方に探し方を確認したところ、パソコンのボタンで印刷できるのでメモを頼りに探すと良いと教えてもらいました。何度も来ている図書館なのに、パソコンにそんな機能があることも知らなかったなんて。。。便利な機能は使うべきですね。
さて、そんなふうにして読むことのできた2冊(写真を取り忘れてしまいました)。
ちょうど冬季オリンピックの頃だったので、連日雪と氷のスポーツが繰り広げられており、スピードスケートではオランダの選手の強さが印象に残っていたときでした。
そんな折に、書店のオーナーがツイッターで紹介していた本の一冊がこれ。
「ピートのスケートレース」(ルイーズ・ボーデン/ニキ・ダリー)
第2次大戦下のオランダ。10歳の少年ピートは、オランダ中の村々を回って計200キロを踏破する過酷な国内最大のレースに憧れ、手帳に地図や情報を書き込んではいつかそのレースに出場することを夢見ていました。そんなある日、ピートはユダヤ人のクラスメイトの女の子とその弟を、ナチスの手を逃れてベルギーの親戚に送り届ける役目を頼まれます。
地図を頼りに一晩で何十キロも村から村へ滑り通していかなくてはなりません。途中には幾つもドイツ兵の検問所があります。
・・・とお話は進むのですが、ここに描かれるオランダの冬とスケートの関わりを知って、オリンピックでのオランダ人選手がなぜ強いのか、非常に納得できたのです。冬のオランダでは、スケートは歩くよりも車に乗るよりも、ずっと便利な必需品として人々の生活に根付いていたのですね。これからオランダのスケート選手を目にするたびに、ピートのことがチラチラと浮かんでくるような気がします。
セピア色を基調にした絵と、状況理解には多少の説明が必要なこともあって、はしゃぎまわっている孫たちに読んで聞かせるにはあまり適当ではないかもしれません。でも孫たちに、いつかどこかで、ゆっくり一人静かに読んでほしい本だと思いました。
。。。。。。。。。
さて、お目当てのもう1冊はこちら。
「はちうえは ぼくにまかせて」(ジーン・ジオン/マーガレット・ブロイ・グレアム )
こちらは手元においておきたいので本屋に注文するつもりです。写真を撮ったらそのときに別立てで書かせていただきますね。