セレニティカウンセリングルーム

関連するコトバ 『 エコロジー 』

かたつむり工房

手塩研(手塩にかけて教材作り・授業作りトレーニング研修会の略)で、講師をお願いしている平井先生の主宰される工房が、NHKの「わかば基金」の対象として選ばれたそうです。おめでとうございます!

NHKのサイトの「かたつむり工房」がそれです。

かたつむり工房は精神障害の方達の作業場であり、なおかつエコロジーの実践場でもあります。EM菌でたい肥を作り、それで野菜や花を育てます。作業に来るメンバーの方達には、ちゃんと一日〇〇〇円の報酬も出るそうです。

「もっとちゃんと報酬を出してあげられるようになりたいんですけど」と、平井先生は申し訳なさそうに、もどかしそうに言われます。

「何百円だなんて少ない!」と思われるかもしれません。でも、多くの作業場では何百円どころか〇〇円の世界なんです。

昔、東京都でお手伝いした作業場では、部品の組み立てが一個何円(もしかしたら何銭?)でした。その作業場が特に低賃金だったわけではありません。当時もビックリでした。

今どき信じられないような相場の世界でした。たぶん今でもそんなに変わっていないでしょう。これではとても自立できないし、働く意欲も持てなくなってしまいますね。

国は自立支援法によって施設利用料の自己負担を強いるのではなく、働いた分の報酬がちゃんと支払われるようなシステムをつくってほしいなと思います。そのほうがずっと効果的に自立につながる気がします。

こうした中で、環境問題にとりくみながら働く意欲につながるようなとりくみを模索しているのが「かたつむり工房」です。

基金を元に、菜園の隅にミニログハウスが建てられるそうで楽しみです。皆さまの温かい応援もよろしくお願いします。(イベントの報告「手塩研」)

34度は暑くない?

暑中お見舞い申し上げます。

暑さにちなんで思い出すエピソードがあります。

昔(といっても20年くらい前でしょうか?)、
真夏の午後に・・・、住宅密集地の二階の部屋(エアコンの廃熱と、西陽が射しこむ暑い部屋)で・・・、アイロン掛けをしていた時のことです。
(↑この状況を想像しただけでも、汗がにじんできそうではありませんか?)

あまり汗カキでない私ですが、その時はさすがに汗だくで、ほんとうに頭がボーッとして、目が回りそうでした。ふと、温度計を見ると、34度だったのを覚えています。

その時の暑さと、温度の記憶から、私の中では34度は「暑い!」というイメージが、長年定着していたのです。

ところが、最近のお天気ときたら、38とか39という数字が珍しくなくなってしまいました。時には、気温40度などということもあります!(あの温度計は壊れていたのだろうか?)

かつては想像もつかない数字だったのが、今や、珍しくもない数字になってしまったと思うと、気温の上昇を実感できるし、それに順応していく人間はスゴイ!と思うのですが、喜んでばかりもいられません。

東北でミカンが収穫できたり、熱帯の病気が日本で発生したり、生態系のバランスがメチャクチャになってきている証拠もチラホラ見聞きするようになりました。

それに、真夏ばかりが長くなって、初夏や晩夏といった季節の趣が減っていくのは、やっぱりちょっと淋しい気がしてなりません。

「個人で出来ることは、まず省エネかな。まずエネルギーを効率よく使うことが必要ね。」

なんて考えていたら、「自分の頭も体力も効率よく使う。これも省エネよね」と、耳元でささやかれている気がしてきて…。
確かに、サッサと文章を書いてパソコンを閉じれば、省エネです!

・・・・・と、

暑さのせい(?)で何が言いたいのかわからない文章になりました。
ともかく、皆さま、お元気で!