セレニティカウンセリングルーム

関連するコトバ 『 キャンパス 』

霜柱

霜柱

霜柱。大学のキャンパスで、山茶花の植込みの下で見つけました。

ここしばらく、この時季としては暖かな日が続いていますね。
春の陽気を思わせる日もあります。

一方、インフルエンザが流行っているらしく、大学では休んでいた学生たちが、ここへきて徐々に大学に戻ってきている様子です。

皆さんはお変わりありませんか?

私はおかげさまで今のところ元気です。

大学では学期末試験がほぼ終わり、今週末からは大学入試が始まります。

先日、キャンパスで見つけたこの分厚い霜柱。長さ、4~5センチはありました。こんなに長い霜柱を見たのは(湘南生まれの私は)初めてです。通りがかった学生も、思わず手に取って眺めていました。

長さ4~5センチはある?

長さ4~5センチはある?

こんな寒い中で、これから試験が始まります。

せめて雪が降りませんように。

電車が遅れたり、ストップしたりしませんように(この路線は日ごろよく遅れます)。

受験生の皆さんが、それぞれの力を最大限発揮できますように・・・。

 

巣立つ学生の、心に残る何かを

だいぶ日が長くなりましたね。

陽射しもすっかり春です。

もうすぐ新学期が始まります。

先週、久しぶりに用事があって大学に行って来たのですが、

実験や研究、または部活動のために来ている学生がパラパラというくらいで、ひっそりとしたキャンパスはのどかな庭園の趣でした。

そんなキャンパスの小道を抜けると、これまたひっそりと、梅の花が咲いていました。

姿はひっそりでも、香りはしっかりと高貴な存在感を放っていました。

 

凛とした美しさ。

梅の花を見ると、

「凛とした」という表現が、

これほどピッタリした花もないのではないか、と思ってしまいます。

 

 

 

 そして、見上げた空にも梅の花。

梅が終われば、桃、桜と、春が駆け足でやってきますね。

 

春といえば、出会いと別れの季節でもあります。

 

今年も相談室で出会った学生達がそれぞれの進路に向けて巣立って行きました。卒業、休学、退学など、試行錯誤しながら、それぞれが迷いながら確かめながら歩いていく道。

この先の長い人生の中で、あの相談室での、あのときのこと、あの一言、それが人生で生きてくる、そんな何かを持ち帰っていてくれたらなあと思います。相談の中で、そのような対応ができるようにというのは、私自身の指針でもあります。でも、彼らが大学の相談室から何を持ち帰ってその後の人生に生かしてくれるかは、確かめようがありません。

しかし、ときにはこんな嬉しいことも。

ある年、卒業も間近に迫った相談室でのこと。相談が終わっての帰り際、女子学生が鞄から小さな袋を取り出しました。

「この前、部活で〇〇へ行ったんです。少しですけど・・・」と、うつむいて照れながら差し出された小さな包み。学業も部活も行きつ戻りつ、恐る恐るの半歩、一歩。それでも諦めずにねばり強く続けて、卒業、就職までこぎつけてきたこれまでが思い出され、感無量でした。

シャイな彼女には、おみやげを手渡すこと自体かなり勇気がいっただろうと思うと、この小さな包みがいじらしく見えました。

家に帰り開いた包みには、一口サイズのかわいらしいお菓子が入っていました。小さなお菓子をさらに小さく切り分けながら、一口ずつかみしめ、味わって頂きました。格別のおいしさでした!

あと2週間もすれば、新入生を迎えて、また新たな一年が始まります。

 

 

 

 

キャンパスの秋

こんにちは!

巷ではけっこう風邪がはやっているようですが、皆さん、お元気ですか?

私はおかげさまで元気にしています。

今年も後2ヶ月だなんて嘘みたいですね。

あんまりいろいろなことがありすぎて、つい1ヶ月前にあったことも随分昔のことに思えてビックリすることがあります。

そんな中でも季節の変化は、慌てず騒がず順調です。

☆ 


 
写真はキャンパスの秋。

秋は空を見上げたくなりませんか?

☆ 

澄んだ空気。

冬の始まりの冷たい空気はまだ震えるほど寒くはなくて心地よい。

☆ 

木の葉も日ごとに色づいて、銀杏並木が黄色に染まる日も近いです。

キャンパスの緑でリフレッシュ

新緑のキャンパス 学生相談室の窓から見える風景です。木々の向こうには、森林浴にピッタリの深い緑の丘陵地帯が広がっています。たまに散歩途中のおじいさんが、ベンチに腰を下ろして、林の中を眺めていたりします(大学の先生ではないと思うのですが・・・、もしそうだったら、ごめんなさい!)。写真を撮ったときは気づきませんでしたが、撮った写真をよく見ると、いつの間にか日射しは初夏を思わせる強い日射しになっているのですね。

相談室の重たいサッシの窓を開けると、にわかにいろいろな野鳥のさえずりが聞こえてきます。自宅の近くでは聞いたことがないほど、バラエティに富んだ小鳥の鳴き声が聞こえます。それだけでもふーっと力が抜けていく感じです。

そして、小鳥のさえずりとともに、木立の匂いに包まれます。フェトンチットでしたっけ、樹木の出す香りにはリラクセーション効果があると言われますが、そんな効能は抜きにしても、かぐわしい木々の匂いとおいしい空気を吸い込むと、それだけでからだの隅々にまで、すがすがしいエネルギーが広がる感じがします。「3分間リラクセーション」とでも言えそうです。

新鮮な空気を吸った後は、また重たい窓を閉め、大きな鍵をガチャッと閉めると、またいつもの学生相談室の静寂と現実がもどってきます。お昼休みの束の間のリフレッシュです。

リフレッシュと言えば、朝、相談室までキャンパスを歩いてくるときも。わざわざたくさんの木々の横を通り抜けて来るルートを選んでいるのです。若葉がフワフワとそよぐ、枝がシダレヤナギのように垂れ下がっている木の下を通って、白いハナミズキ(もうとっくの昔に咲き終わってしまいましたが)の並ぶ通路を眼下に見つつ、(芝生を育てる)養生のためのロープが張られた芝生を抜けて、相談室のある建物に入ります。

わざわざ回り道したり、階段を上がったり下りたりしながら移動する私みたいな人もあまりいないかもしれませんが、せっかくこんなに木々の多いキャンパスなのだからと、回り道を楽しんでいます。

でも、帰りはそんなこと言ってられません。終業時刻になるやいなや、大急ぎで部屋の鍵を掛け、担当スタッフへの挨拶もそこそこに、脱兎のごとく相談室を飛び出します。バスの時刻がぎりぎりなのです。

でも、そうして乗ったバスの窓からは、またもや自然を感じることができます。浅い緑色の鏡のように、キラキラと輝く田植えのすんだ田園地帯を目にすることができるのです。こんなふうに、四季の変化をそこここで感じることができるのは、ささやかながら幸せなことだなあと、しみじみ思っているこの頃です。

新緑の中で…近況報告

すっかり若葉の季節になりましたね。といっても、つい先日、「北海道は満開の桜の下でお花見です」とのニュースが流れていましたっけ。…と思いきや、沖縄はそろそろ梅雨入り?

日本って本当に南北に長いんですね~。特にこの時季、実感します。

大学へ行くときは、田園地帯を電車が走ります。田んぼ、田んぼ、が続きます。田植え前の、水の張られた田んぼは、黄緑色の鏡みたいできれいですよー。

大学は丘陵地帯にあるので、雨上がりの朝など、キャンパスはむせかえるような新緑に包まれて、朝から良い気分です。

でも、相談室はエアコン調整の建物の中なので、窓を開けたままにしておけないのがとても残念。ではあるのですが、たまに窓を開けては、思い切り深呼吸して「プチ森林浴」しています。

この間など窓を開けたら、聞きなれない小鳥の声。とてもきれいな声でさえずっていました。高い梢がザワザワと音を立て、雨上がりの土や草木の匂いがプーンと立ち上ってきます。

屋外でカウンセリングしたら、フェトンチット(でしたっけ?森林浴の効果)のおかげで、早く元気になれそうですよ。

熊の冬眠のように、今のうちにおいしい空気をいっぱい吸い込んで、ためておけたらいいのになあと、途方もない空想に浸りたい気分のこの頃です。

なんとも優雅(?)ですね~

と、

言いたいのですが、、、

、、、、、

現実は、原稿書きにあくせくしています ^^;;;
土日、頑張ろう!