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子ども連れのいる風景
またまたご無沙汰、ごめんなさい。
最近、3ヶ月に一度の更新になってしまっていますね。
ところで、ここはどこだと思いますか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
日比谷公園近くのレストラン(ミッドタウン日比谷内)のテラスなんです。
地上6階(だったかな?)、しかも東京のど真ん中に、こんなグリーンのスペースがあるなんて意外でした(奥のガラス貼りの向こうがテーブル席です)
この日は小糠雨が降るあいにくのお天気でしたが、食事をしながらテラスを走り回る子どもたちを目にできるのも、この場をホッとできる空間にしているなと思いました。
赤ちゃんや幼児がいる場所は、そこだけ空気が変わりますね。ゆっくりと時間が流れているというか・・・。
でも、時々、赤ちゃんが電車内で泣いたら「うるさい」と怒鳴られたという若いお母さんの窮状を訴える投稿に対して、インターネット上で賛意両論の論争になっていることもあります。
客観的に見れば、どう考えても怒鳴る男性の方が、赤ちゃんの泣き声よりも明らかに周囲に険悪な空気をつくっているのはまちがいありません。
そんなときは読みながら思わず、「オジサン、あなたにも赤ちゃんだった時があるでしょ?!」と内心つぶやいてしまいます。子連れで出かけたことのある人なら、電車や人混みで子どもに泣かれたときの辛さは、大なり小なり経験したことがあるはず。どんなにしても泣き止まないときは、もう心身ともに疲れ果て親の方が泣きたくなるくらいですよね。
昔の人は言いました「子どもは泣くのが仕事よ」と。うちの母もよく言っていました。すっと昔から、自分にも周囲にもそんなふうに言い聞かせながら、育ち・育てられてきたのが私たち人間なのだと思います。
私も最近知ってビックリしたのですが、人口減少問題はなんと50年前から言われていたそうです。それなのに未だに、子どもにも親にも冷たい社会。
というよりむしろ、以前よりも余裕がなくなって、ますます冷たい社会になってしまっていて、これでは子どもを産み育てることはリスクとしか思えない人が増えてしまうのではと危惧します。
もっと子連れでのびのびと電車に乗り、お互い助け合える社会になるといいなぁ。子どもに優しい社会はどの年齢の人にとっても生きやすい社会のはずです。
テラスの小さな池に手を浸している子ども達を見ながら、そんなことを思った午後でした。
2枚目の写真はテラスから見た日比谷公園です。この角度から見られるのは稀少ですね。