関連するコトバ 『 時間 』
「~しながら」でなく
「あけまして・・・」のご挨拶もしないうちに、こんな時季になってしまいました。
何はともあれ。。。。。
今年が少しでも平和で穏やかな年でありますようにと心から願っています。
そして、微力ながら、私もそのために何か貢献できることを一つでも実行できたらと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月休みにインターネットで動画を見ていたら、こんなシーンに出会いました。
会社で鬼上司と怖れられているバリバリのキャリアウーマンが、出勤前にジムでエアロバイクに乗り、汗を流しています。
バイクの前面には、森の中を走っているかのように風景が映像で映し出されています。
女性はその「景色」を楽しみながらバイクを漕いでいる、と思いきや、女性の視線は左右のハンドルの間に置かれた物に注がれています。
カメラが近づくと、どうやら仕事の資料らしいということがわかります。懸命にバイクを漕ぎながら、ページをめくり、資料に目を通し、腕時計を気にするという忙しさです。
「さすが、やり手の鬼上司、時間の使い方に無駄がない!」と感心したものの、次の瞬間、「イヤ、ちょっと待って。これでいいのだろうか?」と疑問が湧いたのです。
私もついついやってしまうのですが、一つのことをしながら、別の何かを同時進行させて時間を節約し(たつもりになり)ます。でも、得てしてそういうときは、どっちも中途半端になりがちです。もちろん、決定的に間違ったことをやって失敗するというほどではないにせよ、二つ同時に取りかかっている時は、どちらにも集中していないし、中途半端あるいはそこそこの出来ということでもあります。超忙しい時はやむを得ないとしても、常にこれをやっていると大切な何かを疎かにしてしまいそう・・・、と心配になったのです。
映画はコメディだし、ヒロインの女優さんは私のお気に入りだし、これはこれで楽しめたので全然オッケーなんですが・・・。
ということで、今年はまず、「食事しながらメールのチェック等はやめよう」と決めました。なぜ「食事」かというと一番身近な、毎日やっていることだからという単なる思いつきに過ぎませんが・・・。
まず、食事に集中して、食べ物の匂いや味や食感などを意識しつつ、落ち着いて、味わっていただくことを心がけるようにしました。
そしてまあ、今のところ、7~8割は実行できているでしょうか。
ただ、白状すると。。。
出勤前だけはダメです。時計とにらめっこの食事なので、天気予報と電車の遅延情報を液晶画面でチェックしつつという有様です。もうあとほんの少し早起きすればいいのにね。はぁ~
新年に「時」を思う
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年々お正月らしさが薄らいでいく感じですが、特に今年は、あっという間に三が日が終わってしまった気がしています。皆さんはいかがでしたか?どんなお正月を過ごされたでしょうか?
この年齢になると、一日一日が「何となく昨日の続き」みたいになりがちです。が、幼い子どもの成長を見ると、昨日と今日が確実に違うと思わされることがあって、時は流れていることをハッキリと感じさせられます。
時間の経過だけではなく、その時間をどのように成長に生かしているかという証しとでもいうのでしょうか。一日で、「昨日できなかったことが、できるようになった!」と驚かされることがあります。子育てを経験された方なら、たぶんどなたにもそんな経験がおありでしょう。
昨日はまったくハイハイできなかったのに、今日は少し身体をずらして移動できるようになったとか、昨日は言えなかった言葉が、今日はちょっとだけそれらしい発音になったとか…。一日で、変化を感じることができるときがあります。
(おとな=私の場合、子どもとは反対に、悲しいことに記憶の低下だけは確実に早いです。まったく嫌になります。当然出てきて良いはずの名前が出てこないときとか、焦ります。幸い今のところ、出てこないのが女優さんの名前くらいですんでいますが、この先が心配~~~)
子どもにもおとなにも、同じだけの長さの一日。大事にしたいものです。それに、何と言ってもこれから先の長さを考えたら、時間の価値の大きいのはおとなのほうかもしれませんよね。
とまあ、こんなふうに今年も、愚にもつかないことをグダグダ書きそうな気がしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとりまして、今年がよい年でありますように!
映画「博士の愛した数式」“今、ここ”に生きること
新しくブログを開設しました。「セレニティ日記」として、セレニティの活動を中心に、気づいたことや日々の雑感を書いていかれたらと思います。
(「はるのかんたんふ」も個人のブログとして続けていくつもりです。)
ということで、これからもよろしくお願いいたします。
さて、早くも五月半ば。時の経つのは早いなあと思うのは私だけでしょうか?
時間の長さの感じ方は状況によってさまざま。旅の充実した一日は、たった一日が何日分にも感じられたり、そうかと思えば楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったり…。かと思えば、退屈な時間や苦痛な時間はとても長い…。
「博士の愛した数式」という映画があります。博士は事故の後遺症で記憶が80分しか持ちません。この状況だけを見れば、とても悲惨な状況です。
今日出会った人のことも約束も、みんな翌日には忘れてしまうのです。いつも初対面、いつもゼロからスタートなのですから。
でも記憶されることのみが私たちの生のすべてではないことが、博士の生き方を通して語られます。
たとえ記憶に残らなくても、一瞬一瞬を誠実に精一杯生きていることは、限りない魅力があるのだとわかります。時間はこの映画の重要なキーワードのようです。
そうそう、「セレニティ瞑想会」が今週の土曜日26日にあります。もしよろしかったらお出かけ下さい。静かに座って過ごす時間は長いでしょうか、短いでしょうか?
あれれ、最後は宣伝になってしまったかな?失礼しました!