関連するコトバ 『 アサーション 』
著書刊行
毎日暑い日が続いていますが、皆さまお変わりありませんか?
セミの鳴き声が、このところ一段とにぎやかになってきた気がします。そろそろ夏も後半になるのですね。
ところで、。。。。
春から取り組んでいた本が、出来上がってきました。
本になってみると不思議な気持ちです。文章が縦組みになって、挿絵や表紙などいろいろな要素が加わると、自分が書いたものでも、初めて見るような新鮮な感じがします。
本のタイトルは「きちんと『自分の気持ちが言える子』に」。副題に(~意思表示できる子は伸びる~)とあります。
副題がつくとまた違った印象になって、自分が書いたものなのに、新鮮で不思議な気持ちがします。
「子どもが思ったことを言いにくいのはなぜか、どんなところでつまづきやすく、どんなふうに手を貸してやったらよいのか、言えるように身近でできることはなにか―こうしたことについて、ふだんの生活に例をあげながら考えていきましょう。・・・・略・・・・
子どもがちゃんと言えることで親子の笑顔が増える―そんなコミュニケーションへの手がかりを見つけていただければと思います。」(まえがきより)
どんなふうに読んでいただけるか。ドッキドキです。多くのお母さん・お父さんに役立つ本になっているといいなあ。
私の所に届いたのは見本なので、皆さまに実際に手にとって頂けるのは9月になってからのようです。一般の書店ではなく、全国の生協を通じての販売になります。
その時は、改めてご案内させていただきますね。
とり急ぎ、ご報告まで。
やっと校正終了
春から取り組んでいた本の原稿の校正がやっと終わりました。月曜締め切りだったのですが、原稿を送り出したのが日曜の午後。宅配便の4時の集荷に間に合わせなくてはなりません。お店に持ち込んだのが3時50分というスリリングな展開で、送り出したらドッと疲れが……。というわけで、昨日、今日はまだ何だかボーッとしています。
タイトル:『きちんと「自分の気持ちが言える子」に』
副題:―意思表示できる子は伸びる!―
(PHP研究所)
私としては、タイトルに少し違和感があるのですが、出版の事情としては、まず読者が手に取ってくれないことには始まらないので、ということのようです。親の求めるもの=時代のニーズでもありますから、直球のタイトルに心惹かれるというのは理解できます。
確かに、手に取ってもらわなければ始まりませんものね。読んでいただいて真意が伝わればなあと思います。
意思表示することで、子ども一人ひとりがイキイキと自分らしさを発揮し、自己肯定感情を育てていく…お母さん・お父さんがそれをサポートしながら、自分たちも自己表現がうまくなって自己肯定できる、そんな欲張り(?)な内容をめざしたのですが、果たしてどうでしょうか。
刊行についての詳しいお知らせは、後日改めてさせていただきます。
原稿書き
すっかりご無沙汰してしまいました。本当に申し訳ありません。
以前に少し触れたかと思いますが、今、本の執筆のお話を頂いて、慣れない原稿と格闘しています。テーマは「ちゃんと自分の気持ちが言える子に」です。内容は子どもの自己表現についてでして、アサーション・トレーニングの考え方ををベースに書いています。編集の方とやりとりしながら進めているのですが、私自身、改めていろいろなことを学ばされています。
自分の思いを的確に伝えることの難しさ、自分自身の自己表現への振り返り等、自らの非力を痛感しつつ、いただいた機会に精一杯応えられるよう、今できることをやりきりたいとがんばっています。
気持ちを込め、必要とされる読者に届きますようにと、祈りを込めて書いています。
応援していてくださいね。
ご無沙汰のお詫びのつもりが、今度はお願いになってしまいました。
アサーション・トレーニングの醍醐味
「自分が思ったこと、感じたことを言ってよい。」
「こちらの言ったことを、相手が拒否したり怒りを表しても、それは自分が悪かったと思わなくてもよい。」
アサーション・トレーニングで、こういった意味のことをお話しするとすごく衝撃を受け、参加された方はとまどいの表情を見せられることがあります。
本当?言ったら相手を傷つけるのでは?
私が言ったことで相手が怒ったら、私のせいでしょう?…と。
大人数のワークショップの時は、会場中が一瞬どよめいて、直後、サーッと拒絶の空気が会場を支配するのを感じます。堅い、張りつめたような空気。
アサーション・トレーニングのプロセスで、どうしても通らなくてはならない、乗り越えなくてはならない壁(?)です。
さて、そこから一転。
実習トレーニングに入り、ロールプレイを通して実体験していくと、空気が徐々に変化していきます。氷が溶けるように和やかな空気へと変わります。
だんだん参加者の表情が豊かになり、笑顔も出始めます。そして終盤にかけて、こちらの細かい指示がなくとも、自然に良いコミュニケーションが展開されていくさまは、ある意味アサーション・トレーニングの醍醐味です。
そしてさらにアサーション・トレーニングのうれしいところは、終わると一人ひとりがキラキラしてくるところです。数時間前まで見知らぬ人たち同士が、古くからの友人のようにお互いを大事にしあえる、そんな空間になっています。
私にとっても、とてもうれしいひとときなのです。
ここでもアサーション
月一回くらいのペースで、アサーション・トレーニングのワークショップを開催しています。
つい最近、ある参加者の方から事務連絡のメールをいただいた折り、こんなひとことが添えられていました。
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ところで、安倍さんの首相辞任は驚きましたね。
安倍さんが、アサーションができていたら・・・・と思う今日この頃。
辞任理由も、率直に、
「体調が悪く、首相の重責に耐えられない自分を感じている」と謝罪していたら、
「無責任」とか「腑抜け」とか非難ごうごうではあっても、ここまでバッシングされなかったのでは、と思いました。
アサーション、大切ですね。
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う~~ん、なるほどねー、とうれしかったです。
安倍さんとアサーションの取り合わせの新鮮さ。同時に、日常のニュースをアサーションの視点で見てもらえたこと。このことは、メール主の中でアサーションが生活に根付き始めている証ですから。
というわけで、政治家の皆さん、ぜひアサーション・トレーニングを!
自分も相手も尊重しつつ、率直に自己を語る。政治がわかりやすく、力強くなりそうです。
政治に限らず「基本のキ」ですね。
※アサーション・トレーニングとは自他を尊重しつつ、自分を率直に語るための実践トレーニングです。