炎天下の買い出しとサルスベリ
昼休みにランチに出てきたとおぼしき会社員男性二人とすれ違いざまに聞こえた会話。
「ウチの方も暑いですけど、埼玉の暑さはすごいですね。暑いじゃなくて痛い!」
「ホントだよね」
「歩いていると息苦しくなりますもん」
男性達は傘も差さず日陰もない中を歩いて行く。
私は日傘を差していても汗が噴いてくる。両手の食料品がずっしりと重い。「とにかく両足を順番に踏み出せば10分後には家に着くのだから」と自分に言い聞かせながら黙々と歩く。何も考えず感じないようにしてひたすら歩く。・・・
ただ買い物に行ってきただけなのに、何の運動をしたのかと言うくらい噴き出す汗。が、その汗を拭う間もなく、帰宅するやいなや、冷蔵品やら冷凍品を大急ぎで冷蔵庫に放り込む。エアコンの風に当たりながら水分補給して、やっと人心地を回復する。高齢者だから買い物が大変なのかと思ったら、美容院のスタッフさん(30代男性)も同じようなことを言っていた。
「買い物しただけなのにいったい何をしたのかというくらい汗びっしょりですよ。帰ったら即シャワーです」と。
なので年齢や性別は関係なさそう。私だけではないのだと変な安心をした。
ただスーパーに行くだけでも、荷物を下げて歩くのだから、とにかく夏の買い出しは気合いがいるのだ!
そんなときに目に入る美しい街路樹の花は一服の清涼剤のようだ!ブラボー!!
(それにしても、写真がボケボケですみません。両手に荷物を持ってスマホを炎天下にかざすのですが、腕は痛いは、汗と熱気でレンズは滲むはで画面がよく見えず、とにかく一枚と思って撮ったのがこれで・・・。ご容赦を)