自然の景色とメンタルヘルス
年が改まりました。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今年もよろしくお願い致します。
昨年は春頃からコロナが話題になり始め、コロナに終わった一年でした。何をするにもいつも頭の片隅には感染対策があったような気がしますし、それは今も変わりません。とにもかくにも健康第一を心がけ、毎日を少しでも快適に過ごせるようあれこれ工夫しながら乗り切っていきましょう。
その意味で、免疫力を上げるためにも、やはりメンタル面での安定は不可欠です。そのための手軽な方法の一つとして、「自然の風景(緑)に接するチャンスを増やす」というやり方があります。
これは科学的に実証されているそうで、自然の風景に接することができるならば、それがたとえ絵や写真であっても効果があるそうです。実際に外を歩いたりできないときでも、絵や写真でその代わりができるなら、壁に貼った絵や写真の切り抜き、パソコンやスマホで見つけた画像でも代用できますね。いつでもどこでもこの方法の効用に預かることができそうです。
実際に自然の中に身を置いた場合は、身体全体が開放感に浸ることができたり、おいしい空気を胸いっぱいに吸い込んだりといった視覚情報以外のメリットもたくさんあるわけで、自然の中にいられたらそれが一番です。でも、そうそう頻繁に出かけていくわけにもいきません。特にコロナ禍の現在、出かけないことがお勧めになってしまっています。
そんなときに、絵や写真で代用できるなら試してみて損はないと思います。まず手始めに、好きな写真や絵を壁に貼ってみるとか、ディスプレイの待ち受け画面に使ってみるのもありかな?と。カレンダーや雑誌の1頁でも使えそうですね。
私のパソコンは、電源を入れるとモニター画面に世界各地の世界遺産や国立公園の写真が現われます。電源を入れると勝手に立ち上がるのです。オプションなので削除すれば良いだけですが、気分転換になるのでしばらくそのまま楽しんでいます。カラフルで迫力のあるプロカメラマンの写真は感動ものです。いろいろな写真を入れ替わりで楽しむことができるので飽きないし、世界にはこんなに素晴らしい景色が溢れていると思うと、本当に感激します。
でも一方では、毎日毎日この感動はいらない気もしています。素敵なんだけど、そんなに毎日感動しなくてもいい、というかうまく説明できませんが、なんか複雑な気分になるのです。そう、毎日ごちそうを食べているような感覚に近いかも。贅沢な話ですけど。
そこへいくとここにあげた写真のなんと見慣れた風景であることか!
大学に行く電車の中から撮ったものです。一体何を撮りたかったの?というようなどこにでもある景色です。確かにそうなんですが、なんかホッとしませんか?
一面田んぼの冬枯れた風景。多分日本中どこでも見られるような・・・。こんなのんびりした風景の中だからこそ、この私でも通勤が続けられているのだろうなと、写真を見て改めてありがたさに気づきました。
お部屋やネット上に風景写真を置いてみる、よろしかったら試してみてください。