カテゴリー 『 近況報告 』
お上りさんの心境で
昼間の暑さもようやく落ち着いてきた先日、
何年ぶりかで丸の内周辺を歩く機会がありました。
皇居方面に向かって歩いていたら、、、、
そうしたら、なんとまあ、驚いたことに、
目にしたことのない光景が広がっていて!
きれいに整備された街路の両側には、
飲食やファッション・インテリア・趣味のお店等々。
ブランド店もいっぱいで、何だか浦島太郎の心境。
というか、お上りさんの心境でした。
それに圧倒的に若い人が多くて、
カップルやファミリーが大半。
時代は変わっていくんだなぁと感動と郷愁とちょっぴりの寂寥感を
しみじみ実感しつつ歩きました。
ハンギングの花々も手入れの行き届いた生のお花なんです。
それが自然と都会の風景のコラボレーションとでもいうか、とても良い雰囲気を醸し出していて、思わず見とれてしまいました。
右に左に首を振りながら、ほーっと感心したり、アラッとビックリしたり、、、歩く姿はまさにお上りさんでした(笑)
そんなこんなで気づいたら、いつの間にか東京駅から有楽町まで歩いていました。
こんなふうに、日本中のそれぞれの街に歩くことが楽しくなるような道がいっぱい増えるといいなぁ。
その地域の特性や郷土色を生かして・・・。と、そんなこともチラッと思ったり。
次回はぜひ、ストリート脇のお店で軽食を買ってベンチでおしゃべりを!と決めました。
寒くなったらベンチが撤去されるとかありませんように・・・。
※帰宅後に調べたら、「丸の内ストリートパーク」といって、コロナ禍以後の社会実験的プロジェクトの意味あいがあるそうです。
梅雨から夏へ。。。雨、雨、豪雨
先日の大雨は大学周辺が観測史上1位というニュースになるくらいの豪雨でヒヤヒヤしました。
翌日出勤だったので、崖崩れ?大学は無事?と恐る恐る大学に向かったのですが、
拍子抜けするくらい影響がなくて、首都圏の治水対策や都市計画のおかげなのかなぁとありがたくも感心してしまいました。
とはいえ、川も田んぼも道路もギリギリまで水を含んでいる様子はありありで、たとえて言えばスポンジがた~~っぷり水を含んで、ちょっとでも指で押そうものなら一気に水が溢れ出すような状態が充分想像できました。
(写真はちょっと古くて先月の図書館前の噴水。停まっては吹き出す噴水に子ども達は大喜び、子どもたちの水遊びを観るとホッとします)
カウンセラーの同僚のお一人が折り紙博士なんです(勝手に命名)。
何でも折り紙で作れちゃって次々に季節の自然や風物をかわいいオブジェにしてくれます。
相談室がホッとできる空間になってうれしい。
ダンスをしているようなカラフル雨傘
そして、相談室の入り口には
梅雨の風物詩、てんこ盛り(笑)!!!
た~のしい~~ネ~。
私が一番楽しんでるかも^^
なにはともあれ、
皆様、お元気でお過ごしくださいね。
春です、桜です!
新入生や社会人一年生の初々しい雰囲気とともに、うららかな春の空気が街に溢れています。
今年は勤務校でも通常通りの授業形態に戻るようで、2年ぶりに全学生が登校しての授業が再開されます。このままコロナ禍が収まってくれますように、と願うばかりです。
そして早くマスク無しで安心しておしゃべりしたり、深呼吸できるようになりたいものです。
写真は昨日の大宮公園ですが、ちょうど満開の時季で家族連れや若い人たちが大勢。
例年散り始めた頃にあわててお花見に出かけることが多かったので、今年は何とかがんばって満開の頃に間に合ったようです。
小枝の先には、掌で包み込めそうないくつもの花が丸く塊になってこぼれ落ちんばかりでした。
めいっぱい開ききって、でも花びらが落ちるまでにはまだ後少し時間がある。。。。そんな感じのギリギリの満開。
我が家のベランダにも、今日初めて桜の花びらがどこからともなく舞い込んできたので、公園の桜も今日あたりは散り始めているかもしれませんね。
思わぬところで秋の空
すっかりご無沙汰していてすみません。
一応無事です。何とか元気でいます。
前回が8月末の記事更新で、2ヶ月以上経ってしまいました。
にもかかわらず、今日も日射しは2ヶ月前と変わらない暑さなのが驚きです。かつて秋というのは、涼しい風が吹き始め、キンモクセイが香り、次第に紅葉が始まるなど「決まりごと」のように順番に季節の変化が展開していました。そうしたかつての自然の移り変わりが、今となっては懐かしい気さえします。
そんな折しも、関東地方に地震のあった翌朝、最寄り駅で秋の空をゆっくりと眺める羽目になりました。それというのも、駅に着いた途端、「徐行運転箇所を特定するため、大崎から川越まで全線ストップさせて点検します」との非情なるアナウンス。その言葉通り、最寄り駅では完全に電車がストップしていて、改札にもホームにも人が溢れていました。
そんなわけで、ただただホームに立ち通しで1時間以上(結局動き出すまで2時間近く掛かりました)。足はしびれてくるし、小さなスマホの画面を見続けて疲れるし、、、で、ふと目を上げたところ、抜けるような青空が広がっていたというわけです。いかに毎日せかせかと、空をゆっくり眺めることもなく過ごしていたことか・・・とちょっぴり反省。
1時間以上も停まったままの上り電車の屋根と、ホームの屋根とで切り取られた秋の空。でも抜けるような青さは美しかった!
日射しは夏でも、空はやっぱり秋の色でした。
コロナがこのまま落ち着いてくれますように・・・。
ささやかな近況報告のみで失礼します。
カボチャの便り
オリパラ、コロナ、猛暑に大雨、人間界も自然界もザワザワした毎日が続いていますが、お変わりありませんか?
私もこの夏は食料の買い出し以外はおとなしく自宅にこもって過ごしていますが、若い人だったら活動したくなる気持ち、とてもよくわかります。おばあちゃん世代でさえ、息抜きや楽しみや生活の刺激は必須ですもの。
でも、自宅療養という名目で医療ケアを受けられない何万もの人たちを思うと、とにかく全力でコロナ収束に力を注いでほしいと願わずにいられません。
平時であれば受けられるはずの医療を受けることもできず、自宅で亡くなるなんて悲惨以外の何物でもありません。一見普段通りのようにみえて、実態はすでに非常時も非常時、戦争下にあるようなものです。そんな場所でお祭り(オリパラ)なんて正気とは思えません。それくらい狂った判断が許されてしまう今の日本。どう考えてもおかしい。
ネットで観た現場の映像が衝撃でした。知識としては知っていても現場の細かい人と人とのやり取りを見せられると、何万という自宅療養中の一件一件に、いかに多くの見過ごされている声があることか。
在宅患者の訪問医療を手がけている医師の、現場からのレポート映像でした。手を尽くしても助けられない現状を謝罪する医師。医師の尽力を充分認めつつも諦めきれない(当たり前です)家族。振り絞る息の下から「水がほしい」「自宅に戻して」と、引受先がなくて動けない救急車内で訴える患者本人。「このまま救急車内で連絡を待つか、自宅に戻るか」患者本人が二者択一を迫られるなんて地獄です。辛くて観ていられない、でもこれが、今この瞬間にも起こっている現状だと思うと目を背けることは許されません。そして、明日は我が身でもあります。
そんな重苦しい気持ちでいたときに郵便が届きました。孫が育てたカボチャ、ママが大事にプチプチに包んで送ってくれました。
小さくても未熟なわけではなく「坊ちゃんカボチャ」という品種だそうです。
「バアバ追いかけっこしよう」と公園で一緒に走り回った孫も中3。農業に興味があるとかで、今年の夏はスイカも収穫できたとか。あの小さな彼が、、、と思うとカボチャが可愛くて可愛くて。。。
どんなふうに料理して食べようかしら?楽しみー!
何があっても子どもは未来への光だとつくづく思いました。こうして光をもたらしてくれる。
「その未来世代のためにも、現状が辛いからってうつむいてはいられないよ」と、ちょっと元気が出てきたし、、、。
明日はカボチャを料理することにしよう~^^V