セレニティカウンセリングルーム

関連するコトバ 『 絵画 』

「空気」の変化を感じる中で

遅い秋の訪れで、やっとキャンパスの銀杏並木が金色に染まっています。今年も残り少なくなってきましたね。

今日はなんとなくこのバラの写真を上げたくなりました。
なぜかな?

水彩画は澤田嘉郎先生の個展で求めたもの。絵を購入したのは生まれて初めて。いつだったかこのブログにも書きましたっけ?
本物の絵はインパクトがあるので部屋の中で浮いてしまわないか心配したのですが、そんなことは全然なくて、届いたその日からしっくり部屋に馴染んで、先生の人柄そのもののように優しく温かな雰囲気を作ってくれています。で、絵に触発されて黄色の薔薇を1本だけ買いに行って一緒にパチリ!

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今、世界には戦争・紛争・ジェノサイド等による悲惨な現状が存在します。インターネットの普及でそれらは瞬時に手に取るように身近な情報として存在するようになりました。見なければ、避けていれば、知らずにすむのかもしれません。でも、性格上それができない私は、同じ地球上で起きていることをちゃんと知っておきたいと思ってしまうのです。もしかしたら気づかないうちに加害の側に回っていないか、私の安泰な生活が誰かの犠牲の上に成り立っていないかと気になって、知っておきたいと思ってしまうのです。

目を背けず自分にできることを微力でもやっていかれれば・・・。でも、過酷な現状を見たり聞いたりするのは辛いのも確か。なので、無理せず自分の生活も大切にしつつ、ほんの少しでも寄付したり、ネットで有用と思われる情報を拡散したり・・・。そんなことしかできないけれど、本当にわずかではあるけれど、目をつむらずに過ごせたらと思っています。

社会全体がギスギスとして排外的になっているのも見過ごせません。
誰もが安心して生きられる社会、生まれてきて良かったと思える社会、そのための貧者の一灯でありたい。

黄色のバラはこんな私を心から和ませてくれるのです。

やっと年初のご挨拶

一月も終わろうとしているこの時季ですが、やっと今年初めての投稿となりました。
今年もよろしくお願いいたします!

昨年末に、親しくしていた身内の訃報が舞い込み、例年とはまったく異なる時間の流れになりました。心身共にハードな面もありつつもひとまず穏やかに故人を見送ることができ、今は落ち着いた日常に戻っています。そんなこんなで例年以上にアッという間に過ぎた年末年始でした。

そうした中でのある日、

息子「どんな葬儀にしてほしいか決めておいて」私「はいはい。確かにそうだね~」なんていう会話もありました。親子共にこんな話が自然にできる歳になったのだなぁと感慨深くもあったりして…。

写真は昔一時期通っていた、絵画教室の先生の絵です。
生涯絵を購入することはないと思っていたのに、なぜか「いつも身近で見られたらいいな~」と思ってしまい半ば衝動買いです。写真が下手で印象がパッとしませんが、本当はもっとクリアできれいな色なんですよ。飾ったその日から、何年もそこにあるかのようにしっくり馴染んでいるのもまた不思議な感じで面白いです。