関連するコトバ 『 卯の花 』
白い花の一枝
これ、何の花かわかりますか?
華やかなのに、
気取りがなく、
素朴で、
清らか。
そんな印象のお花です。
加えて、しっかりした枝と、肉厚の葉っぱ。
全体はどんな大きさの木なのかな?
農協の直売所に買い物に行った時、
入り口で見つけたんですよ。
。 。 。 。 。 。
実はこれ、
「卯の花」だそうです。
生まれて初めて見ました!
私が手に取って眺めていると、
買い物に来た女性が、「あら、これ、なんの花?」と。
「卯の花だそうですよ」と私。
「う~のはな~の匂う垣根に~」のアレ?と言って、その女性は鼻を近づけました。
私も鼻を近づけてみたのですが、あまり匂わない。一枝ではダメなのかな~、とちょっとガッカリ。
「仏さんのお花にしようかな~」と言って、女性はレジに向かいました。
私はお供えでなく、花瓶に入れて飾りました。
でも、部屋に飾ってみても、やはりあまり匂いはありません。
ところが数日して、卯の花の横を通ったときに、
「ふわ~~~」っとほのかな香りが漂ってきたのです。
気温の高いちょっとムシムシした日でした。
垣根の脇に植えた卯の花が、初夏を思わせる蒸し暑い日に、満開に咲いて匂っている。
そんな光景が浮かんできました。
あれから3週間あまり。今はもう真夏の暑さです。梅雨ももうすぐですね。