日別: 2009年4月3日の記事一覧
メール・カウンセリング
ホームページでもお知らせしましたが、新規にメール・カウンセリングを始めることになりました。
実は、ちょっとドキドキのスタートなのです。
メールでのカウンセリングというのは、書かれた言葉だけが頼りなので、誤解が生じないようにと細心の注意が必要になります。
書かれた内容をご相談者の意図通りに読みとれるかしら?
微妙な心理を文面だけで、もれなくキャッチできるかしら?
…と考え出すと、きりがないくらい不安材料が出てきてしまうのです。もちろん、今までだってメールでのご相談をいただいたりもしましたが、大半の方はすでにお目にかかったことのある方で、ある程度背景や状況がわかった中でのご相談でした。まったく初めての方からのご相談とは異なります。
でも、でもです。思ったのです。
それでは、自分の中にある不安とはなんなのだろうと。ドンドン深く突き詰めてみました。すると、自分の不安の核心は、未知のもの(「者」ではありません)に対する不安とでも言い換えられるのかもしれないと思い至りました。
人が初めての他者に接するときに覚えるかすかな不安(と同時に期待でもあるのですが)にも通じるような気がします。
メールという、声(聴覚)や表情(視覚)をそぎ落とした言葉だけの世界で、未知の人間同士が向かい合うことの緊張からくるのかもしれません。
でもよく考えてみれば、そうした緊張感はある意味必要ですし、より真摯にカウンセリングに向かい合うためにプラスに働くようにも思います(もちろん過度の緊張はよくありませんが)。
そう思ったとき、気持ちはストンと落ち着いて、居住まいを正し、同時に肩の力が抜けて、初めての出会いを迎える準備ができた気がしました(ちょっと「いい子」過ぎ ^^;)。
何だか堅いことを書いてしまいましたが、まあこんなふうにちょっとドキドキした気持ちでスタートしましたということで、お読み流しください。
。。。。。。。
さて、スイッチを切り替えて………
気持ちが落ち込んでいるときには、カウンセリングに出かけて行くことも、電話で相談することさえも難しい場合がありますね。そんなときであっても、メールは比較的関わりやすいツールのように思います。
日頃私自身、インターネット上でいろいろな情報を得たり、メールで友人・知人から貴重なアドバイスをもらったりして、インターネットの恩恵に預かっています。そう考えると、やはりメールが便利なツールであることは間違いないですね。
困ったときに気軽に相談できて、悩みが深くなる前に対処する=その手段の一つとしてメール・カウンセリングを利用していただけたらなと思っています。
メール・カウンセリング、どうぞよろしくお願いいたします。