セレニティカウンセリングルーム

震災から一週間

地震が起きたのが、3月11日金曜日でしたから、正確には昨日で一週間になります。とても長い一週間でした。

幸い身内からは14日にメールが入ったのですが、それまでは生きた心地がしませんでした。何をしていても頭に浮かぶのは連絡がとれないことの不安だけ。あらゆる手段を講じても連絡はつかない。地図を見ては海岸線からの距離を算定したり、当日の行動パターンを想定したり…。何かしていないと落ち着かないという状態でした。

メールが入ったと分かったときは内容を読むより前に驚喜しました。家人に読んで聞かせながら、涙が止まりませんでした。「ああ、よかった!生きていてくれてよかった」ただただ、それだけでした。

私自身が被災したわけでもなく、遠い関東に住み、メディアを通しての情報に接しているだけでさえこんなに辛かったのですから、現地の方達は、本当に想像を絶する中で生きていらっしゃるのだと痛感させられました。そして今なお、どれほどの人達が、大切な人の消息を待っていらっしゃることか・・・。

加えて原発の大事故です。これ以上被害が広がらないことを祈るしかない状態なのが、なんともやりきれません。これを機に、暮らしのあり方を、エネルギーの問題を含めて根本から考えていくことが迫られている気がします。

PS..これを書いている途中で、被災地の身内から近況報告のメールあり。「配給が始めてあった。バナナ一本とチョコレート一枚、500mlの水が3本」一応自宅が流されず、冷蔵庫に残り物があっただけでも幸せなこと。そこに、貴重なバナナとチョコとお水。忘れられない食べ物になりそう。

配給に、私も手を合わせてしまいます。ありがとう!

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