セレニティカウンセリングルーム

カテゴリー 『 雑感 』

晩夏のつれづれに

今日から9月。すっかりブログの更新がお留守になってしまって、失礼しました。連日の猛暑は、「これでもか、これでもか」と体力テストを強いられている感がありますが、どうにかこうにかやっています。
皆さんはお変わりありませんか?

天下国家の動きもここのところすごいですねえ。目まぐるしい速さでいろいろなことが展開し、十分に吟味したり、考えをまとめたりできないまま、日々の流れに乗せられていく感じです。昨年の3月11日から、ものごとの本質が露わになってきたように思います。

そして、こうした混沌とした時代であるからこそ、基本的なこともまた露わになってくるとも言えます。それは、どんなときも基本は一人ひとりの心の中から始まるということです。必要なのは、耳目を惹きつける大げさな言葉や、他者の声をかき消すような大声ではなく、真摯で誠実な言葉なのだと思います。それは、心の底からの、本質を捉えた静かな訴えの中にこそあると思っています。つまり、一見、非力に思われる私たち一人ひとりの心からの願いや希望がこの混沌とした世界を変えていく源泉になると信じています。

ときどき連絡をくれる福島の青年S君が、先日こんなことを言っていました。
「村興しをするに当たって、何から始めるか、何をめざすかを考えていくと、むしろ全体の大きな枠で考えるのではなくて、一人ひとりの個人がどんなことを考えているのか、何を大事にしているかを考えていくことになるんじゃないかと思っています。一人ひとりが大事にしているものを大事にできる共同体をつくること、そういうことなのかなあと」

一から始める復興は(というより失ったものの癒しと回復から始める、むしろマイナスからの復興かもしれないけれど)、立ち上がる一歩はそこ(=個人の声に真摯に耳を傾け、思いを共有するところ)からしか始まらないし、それこそが今現在待望されていることだと思います。
ことは福島だけに留まりません。日本全体、ひいては世界に共通する課題として、個人の願いと希望に光を当てていくところから始まっていくのではないかと思います。

話が大きくなってしまいましたが、混沌としているときこそシンプルに捉えることで本質が見えてくる気がします。一人ひとりの声を聞くことの最初の作業といったらなんでしょうか?それは自分自身の声を聞くことですね。自分に正直であること、自分の声に耳を傾けて言葉にすること。嫌なものはイヤとハッキリ言い、おかしいことにはおかしいと意思を表明し、嬉しいことや喜びを表現すること。そんな当たり前と思えることをコツコツと、できるところからやっていくことが、急がば回れの近道ではないかと、そんなことをS君との電話の後で思いました。

長々と述懐してしまってすみません。つい、気になってしまうんです、将来の日本のこととか(明日の自分のことも分からないのにね・・・苦笑)。年齢的なこともあるかもしれませんね。この歳になると、孫やその次の世代のこととか、気になるものなんですよ。ということで、独白的言及、お許しください!

残暑もきっとあと少し、ご自愛くださいませ。

夏休みの作品

残暑お見舞い申し上げます

大学が夏休みに入って、キャンパスは人影もまばら。もうすぐ日も暮れようというのに、この日射し。とにかく暑いです。
。。。。。。

茨城県鹿嶋市の方から暑中見舞いメールを頂きました。昨日は大変だったみたいですね。1時間に72.5mmの集中豪雨だったそうです。
皆さんのお住まいの近辺は大丈夫でしたか?

。。。。。

先日、実家の片付けをしていたときのこと。小学校時代の夏休みの作品が出てきました。タオル地で作った犬のぬいぐるみです。真っ黒にホコリをかぶって見る影もありませんでしたが、紛れもなく私が小学校5~6年(?)の頃に作った物です。母にとっては、子どもの作品が捨てにくかったのだと思いますが、それにしても長期保存し過ぎです。

型紙をとって、布を縫い、中身を詰めて・・・、と当時のことが断片的ながら思い出されてきたのには、またまたビックリ!(人間って覚えているものですね~)。

「まあまあ可愛くできたかな」という完成間近になって、首がコクンと倒れてしまうことに気づいたときの悔しさ。どうやってもなおらず、本当にガッカリしたことを鮮明に覚えています。これは悔しかったので忘れません。そして、当然、今でもコクンです。

よ~く見ると、フェルトでできた目は接着剤ではなく、ちゃんと細かい針目で手縫いしてありました。その丁寧な仕事ぶりに、反省しきり。現在の私の何という大ざっぱで、いい加減なこと!当時はこんなに丁寧だったのだ。
小学生の私に教わった気分でした。

さようならの前に記念にパチリ!

緑のカーテンと思いきや…


(クリックで少しだけ大きくなります)

これって・・・?

夏の初めに、緑のカーテン用にネットが張られ、苗が植えられ葉っぱが育ってきたときは、きっとゴーヤか何かのツルがグングン伸びて青々と葉を茂らせるのだろうなあと、勝手に想像していました。去年はゴーヤのカーテンができて、夏の終わりにはみんなで食べたと聞いていましたので。当然今年もそんな緑のカーテンができるものと思っていました。

で、昨日、久しぶりに見に行ってみました。
すると、なんとなんと、カーテンどころか、葉っぱはご覧のように淋しい状態で、栄養はすっかり果実の方にとられていました。で、このネットの中身は瓜でしょうか?メロンでしょうか?手のひらに乗り切らないくらいの大きさがあります。
少なくとも日よけにはなっていないような・・・。
でもまあ、冷やして食べれば、涼しくなりますしね・・・^^)
この建物の壁面には、これよりもう少し葉っぱの茂った一角があるので、そちらはゴーヤかもしれません(また違った種類の何かが実ったりして)。果たして何か実がなるのか、ならないのか、それもまた楽しみです!

今日は、夏とも思えない涼しさですね。
これでは、次に暑さが戻ってきたときの落差が恐ろしいことになりそうです。
皆さん、どうかくれぐれも体調にはお気をつけくださいね。

ここにも虹が!

朝、大学の玄関を入ったら目に入ったのがこれです!(クリックで少しだけ大きくなります)
吹き抜けの玄関ホールの天井から差し込む光、足元の虹。

何かよいことがありそうな…。
勝手にそんなことを思ってしまう、虹って不思議ですね。

そう言えば、空に大きく架かる虹、しばらく見ていません。
皆さんはどんな時に虹を見ましたか?

大学も満開の桜

大学の相談室も始まったある日、スクールバスの乗り場前は満開の桜。近づいてみると、写真に映っている彼女も桜の花をカメラに納めていました。みんな考えることは同じなんですね。

この写真の日からすでに10日。今は葉桜になり、季節は新緑の季節へと移りつつあります。

昨年は怒濤の新学期で息つく暇もありませんでしたが、一転して今年は、なぜか・・・静かです。このままいくのでしょうか?それとも・・・。いずれにしても、みんなが無事に良いスタートを切ることができますように。