セレニティカウンセリングルーム

関連するコトバ 『 芸術 』

秋のギャラリー

日頃おなじみの食欲の秋から、

今日は一転して、

「芸術の秋」ということで、

銀座の画廊に・・・。

。。。。。
。。。。。

もう10年近く前になりますが、友人の誘いで水彩画教室にしばらく通ったことがあります。

お花屋さんの一角をお借りして、お店の花を好きに選ばせていただいて、お店で借りた花器に自由にアレンジして描くという、とても贅沢なひとときを過ごさせてもらいました。

先生(男性)は、その道ではすでに要職にあるにもかかわらず、権威的なところがなく、親しみやすく基本を丁寧に教えつつ、何よりも描く楽しみを尊重してくださる方でした。その後、諸事情でその教室は閉室になってしまい、私の水彩画とのお付き合いも途切れてしまったのですが、先生の個展が開かれると聞くと、当時の教え子仲間で訪問しては、ソフトで親しみやすい先生のお人柄を良いことに、軽口を叩いたりしながら、和やかに絵を鑑賞させていただくというのが、ここ数年の秋の行事になってきています。

この日も当時の仲間と絵を鑑賞しながら、ちょっぴり「芸術の秋」に浸ることができました。

ジョニー・ウィアー選手と糸井重里さんの対談

今年2月、カナダで行われたバンクーバー冬季オリンピックで、とても魅了されたスケーターがいました。アメリカのジョニー・ウィアー選手です。特に、そのフリープログラムは感動的でした。技術と芸術性の高さを併せ持つ、魅力的な世界を創りだして見せてくれました。

そんなジョニーが糸井重里さんと対談をしました。二人の話の内容がステキです。二人を包むオフィスの雰囲気もいい感じ。詳細はこちらを→「ほぼ日刊イトイ新聞」
写真もいっぱいありますよ。+動画も。

(「ジョニー」って呼び捨てなのに、糸井さんには「さん」付け・・・。ジョニー、ごめん!)

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フィギュアスケートはぼくの表現であり、
芸術であり、絵であり、ファッションであり、
ぼくのすべて、ぼくの言葉なんです。
ぼくはそこで魂から伝えます。
氷から離れたとき、どちらかというと
ぼくは心(ハート)によって行動します。
ぼくにとって、魂と心は、違うものです。
魂は、生まれてからずっと自分の奥にあって、
死ぬとき最後にそれを感じるようなもの。
ハートは、「その人らしさ」をつくっている。
顔だったり、個性だったり、生きる力だったり。

(糸井)
「あのなかで、あなたを批判する、 こんな発言が出てきますよね。『彼は、私たちのコミュニティを代表していない』って。でも、誰もなにかのコミュニティを代表することなんて、ほんとはできない。それを誰よりも表現しているあなたが、みんなの前に立っている。それがぼくはすばらしいなと思ったんです」

ぼくが代表できるのは
「ジョニー・ウィアー」だけ。
誰かにについていくことには興味がなくて、
自分がついていきたいなと思うのは、
自分の魂とハートだけです。
ぼくにはそれで十分。
誰かに受け入れてほしいとも思わない。
I don’t represent any community because I represent Johnny Weir. I have no interest in following anyone. I follow myself. I follow my heart and soul, and that’s enough for me. I don’ feel I need to be accepted by anyone.

それぞれの人たちがいて、
それぞれのコミュニティがあるってことを
認め合って、尊重し合うような
世界になってほしいなと思います。
There are different communities and different people. I ask the world to accept and respect that.

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古い体質のスケート界やメディアから、差別的で容赦ない攻撃にさらされても、子ども達に「差別に負けず、個性を生かし、自分らしく生きよう」とのメッセージを、静かに、キッパリと送り続けるジョニーは、芯の強さと美しさを持っていると思う。今季も、一団と磨きのかかった素晴らしいパフォーマンスを期待したいなあと思います。

秋ですね 野外展覧会

通りのあちこちからキンモクセイの香りが漂ってきて、秋を深々と深呼吸したい気持になります。

この間など、大学の相談室から通路に出たとたん、キンモクセイの香りがほわ~っと…。ビルの三階、しかも通路も外部とは仕切られているにもかかわらず、です。

吹き抜けのホールから風に乗って吹き込んできたのでしょうか。

この時季、大学の校内にはさまざまな芸術作品が展示されています。毎年、国際野外展覧会(正式名称は?)の会場になっているのです。

建物内外に、布や金属、竹や木、紙など、素材もバラエティに富んだ大小さまざまな作品が展示されていて、キャンパス全体がちょっとしたミュージアム状態です。

「これは何?」と思うような作品もあって面白いです。

とはいえ、帰りを急いでしまってじっくり見ていないのが現状なのですが…。

それでも、吹き抜けのホールに掛け渡された彩り豊かな布の作品は、目にするたびにさわやかで、一年中展示しておいてほしいなあと思うくらいです。

今日はこれから定例のアサーション・トレーニングです。「セレニティ通信」も目下編集中。

それでは、・・・行ってきます。