セレニティカウンセリングルーム

関連するコトバ 『 映画 』

映画祭で野菜をゲット!

えーーー?ウソ~~!っと驚くくらい時間の経つのが早いこの頃です。
すっかりご無沙汰してしまった言い訳でもあるのですが、事実、なんだか時間が飛ぶように過ぎていく感じがしませんか?

世の中も次々と信じられないようなこと・信じたくないことが起きてしまって、いったい全体どうなってしまったのかというこの頃です。

ネットで誰かがつぶやいていました。「今日は1時間瞑想して、なんとか保っている」。。。。。

私のなんちゃって瞑想(?)も細々ですが続いております。そして、瞑想に助けられています。

写真は先日見た映画祭のフライヤーと、その映画祭で買った無農薬野菜です。丸いのはズッキーニで、この形は初めて見ました。味は普通のズッキーニと同じでおいしかったです。
映画祭は組合系の映画祭だったので、労働者の団結を描いた映画やドキュメンタリーが主で、一日になんと5本も上映され、合間に物品販売も。

ゆでた枝豆や無農薬のブルーベリーとかも(こちらはその場でお腹の中に収まりました。おいしかったです^^)

毎年やっているようなので、もしご興味おありでしたら、来年ぜひいらしてみてください。

フライヤー表面の映画は『パレードへようこそ』
イギリスはサッチャー政権の頃、ゲイの若者達が差別感情の強い保守的な炭坑町の労働者と団結して、お互いの権利擁護のパレードに結集をめざすという、実話を基にした映画です。エンターテインメントの要素もあって面白かったです。イギリスの俳優さんて個性豊かで味わいがあるなといつも思います。

歌で涙が・・・

先日、「フタバから遠く離れて」という映画を見ました。東日本大震災で被災した福島県双葉町が埼玉県加須市に避難してからの日々を追ったドキュメンタリーです。その中の一場面に、自衛隊の音楽隊が慰問に訪れて演奏する様子が映されていました。

楽隊をバックに隊員の男性がマイクを持って歌います。曲は「寅さん」だったでしょうか(たぶん)?ついで、福島県か双葉町の歌でしょうか?曲調と歌詞から判断して(たぶん)。これら歌の場面はほんの数十秒だったのですが、耳にしたとたんに、なぜか涙がこぼれてしまったのです。

私は特に寅さんのファンでもありません。特別に双葉町に対して深い思い入れがあるわけでもありません。確かに埼玉県に避難してこられた唯一の自治体という意味では、当初より関心は持っていましたが、しかしだからといってことさら双葉町に、まして町の歌に関心があったわけでもありません。にもかかわらず、曲を聴いたとたんに、なぜかわかりませんが、涙がこぼれてしまったのです。自分でもビックリしました。なぜここで?!

何の涙なのか自分でもわかりません。おそらく、そうした言葉にできない気持ちを涙が代弁してくれたのでしょう。

直接被災したわけではない私であっても、震災以来の被災地での過酷な体験談を聞いたり、今に続く原発や放射能にまつわる情報や今後の対応などを考える中で、知らぬ間にため込んでいた緊張もあったと思います。そうした諸々の思いが含まれていたような気がします。そうしたすべてが、音楽によって一気にあふれ出てきた、そんな感じだった気がします。

音楽の持つ力というものに改めて感心しました。言葉にできない思いを表してくれる手段だということがまさに実感できました。

そして思いました。

歌える人、いいですね!
楽器の演奏できる人、素敵ですね!
どうかたくさんたくさん、私たちの周りに音楽をあふれさせてください。
機会があれば歌ってください。
演奏してください。
音楽を聴いて、氷が溶けるように気持ちが外にこぼれたら、私たちはお互いにもっとゆったり生きられるような気がします。

ヨーロッパの街角のように、もっと音楽が身近にあったらいいなあというのは、私の昔からの願望なんです。

思わず、うるうる!トイ・ストーリー3

またまた長らくのご無沙汰、失礼しました。今年もあまりブログが更新できないまま、あっという間に12月も半ばになってしまって…。あ~らら~ですね。まったく!

11月はけっこう私自身の研修が続いて、その後、珍しく熱を出して二日ほど寝込みました。ほとんど10年ぶりというくらい珍しいことなのですが…。

そんなこんなですっかり更新が滞っておりました。その間、ブログに書きたいこともチラホラ浮かんではいたのですが、以前よりさらに加速度を増してきた物忘れ度により、書きたかったことはメモする間もなく、思いつくそばから消え去っていったのでした。さて、そんな中でも消えなかった、映画の感想をひとつ。

「トイストーリー3」。夏休みのファミリー・子ども向け映画と思い、期待しないで(失礼?)見たのですが、とんでもない。なかなか見応えがありました。中でも、あるシーンでは胸に迫るものがあって思わず涙…。

すでにご存知だと思いますが、オモチャが主人公の映画です。オモチャの持ち主アンディが大学に入学することになり、オモチャは屋根裏部屋にしまわれることになりました。ところが、ちょっとした手違いが重なって、オモチャ達はゴミ処理工場に送られてしまいます。工場では集められたゴミ(がらくた)と一緒にベルトコンベアーに乗せられ、破砕機めがけて流されていきます。このまま流されて機械に掛かれば粉々です。滝壺に向かう川の流れのごとく、目前に迫る機械に吸い込まれていくがらくたを目にして、オモチャ達はなす術もなく恐怖の声を上げます。

その時、オモチャの一つバズ・ライトイヤー(宇宙戦士のロボット)が一計を案じます。両脇のオモチャに手をさしのべたのです。右のオモチャと手をつなぎ、左側のオモチャと手をつなぐ。そして仲間は次々に隣のオモチャと手をつなぎあい、横一線に並ぶと、みんなの顔から恐怖が消えて、柔らかなほほえみさえも浮かんできます。その間にもベルトコンベアーは容赦なく、オモチャを乗せて破砕機に向かって進んでいくのですが・・・。

ここで、思わず涙腺が緩んでしまったんですよね~、不覚にも。
たとえ状況が好転しなくても、人は恐怖から救われて、笑顔にさえなることができるのだ。人と人とのつながり、心の交流さえあれば、人は不安や恐怖さえも乗り越えることができるのだ。そんなメッセージさえ読み取ってしまったオモチャ物語。なかなかのものでした。

で、この話を20代の人にしたら、「泣く場面が違うでしょ。普通はオモチャとアンディの別れのシーンでしょう」って。レビューを見たら、やはり別れのシーンに感涙というのが多かったです。世代によって違うのかなあ、それとも私が変わってるのかなあ?でもまあ、人それぞれと言うことで…。

映画“チョコラ”…ストリートチルドレン

映画のご案内です。

「チョコラ」

なんとなく甘いチョコレートを連想してしまいますが…。
「チョコラ」とはスワヒリ語で「拾う」という意味だそうです。
「生活のためにクズ拾いをしているストリートチルドレンをさした侮蔑的な意味合いを含んだ言葉」だとのこと。

ケニアのストリートチルドレンを支援しているNGO「モヨ・チルドレン・センター」主宰の松下照美さんは、セレニティの教師研修会「手塩研」講師の平井恵美子さんの長年にわたるご友人だそうです。そんなご縁でご紹介させていただきました。お時間がありましたらお出かけ下さい。

今後、各地で上映が予定されているようです。お近くでの開催も、今後追加されるかもしれませんね。ホームページで追加情報をご確認いただければと思います。

東京は5月9日(土)より公開になっています。詳しくは上記公式ホームページで。

映画(「歓びを歌にのせて」他)

最近観た、音楽がテーマの映画とDVDのご紹介。

「奇跡のシンフォニー」(上映中)

孤児院で育てられた天才的な音楽の才能を持つ少年が、まだ見ぬ両親を探しながら、音楽と出会っていきます。

「どこにいても、誰にでも、音楽は聞こえるよ」
「ボクの音楽は両親への答え」

心温まるストーリーと音楽の魅力、シンプルで素直に楽しめてリフレッシュさせてくれる、そんな映画です。

もう一つは、DVD。
「歓びを歌にのせて」(2004年スウェーデン映画)

登場人物が、人生の哀感を感じさせながらいきいきと描かれていて、無骨で、正直で、好感が持てます。

DV夫の暴力にめげず、仲間の励ましで、「自分を生きる」と力強く歌うヘレン・ヒョホルムの歌う歌がすばらしい。

歌声と曲そのものが素晴らしいのですが、私の仕事柄、DV被害者の女性が「自分の道を生きたい」と歌うところに、ことのほか感激してしまいました。