今年のお正月は変でした。年賀状の来るのがすごく遅いのです。
松の内を過ぎても、いつもの三分の一くらいしか届いていません(元々、そんなに多くはありませんが。筆まめではないので ^^;)。
どうにもおかしいので、昨日(10日)、届いていなかった身内からの年賀状について、本人に問い合わせしてみました。すると、12月の28か29日頃には出したのだそうです。
急きょ、郵便局に問い合わせしましたが、昨日の夜現在、未だに行方不明です。連休明けに再度捜してみるとのことですが、どうなることか………。
年賀状は、何といっても年頭のご挨拶なので、宣伝やダイレクトメールでない限り、筆まめでない私も必ずお返事するようにしています。これをお読みくださっている方の中で、今年、もし年賀状を下さったにもかかわらず、私からの年賀状が届かなかった場合は、そのような事情ですので、ご理解いただければと思います。
そして、もしよろしければ、その旨メールでもいただければ嬉しいです。また、住所変更や連絡事項を書いてくださっている場合も、ご連絡いただければ幸いです。
いずれにしても、せっかくの年賀状が読めないのは悲しいですね。
郵便はちゃんと届くものと、今までは信頼していたんですけれど……。これからは、「大丈夫かなあ?」という心境です。
迷子の年賀状、いったいどこへ行っちゃったんでしょう?
何とか見つかってくれればいいのですが……。
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あけましておめでとうございます!
晴れた元日になりました。
新しい年の青空です。
自然界は変わりなく、昨日の続きの青空ですが…。
それでも、人間にはやっぱり区切りがあるほうがいいですね。延々と毎日が続いていたら、どこかで息切れがしているに違いないと、自分の日常を振り返っても思います。
何はともあれ、気持ちも新たに、この一年をスタートしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
大晦日のニュースで、派遣切りされた人達へ、ボランティア団体が炊き出し支援した様子を伝えていました。
温かい食事を振る舞われた男性の一人が、目を潤ませて「本当にありがたいです。自分がここから立ち上がれたら、何かの形で必ずこのお礼をしたいと思います。来年もこれをやっていたら、自分もここに来てボランティアで手伝いたいと思っています」と、湯気の立ち上るドンブリを片手に語っていました。
人の輪(和)のありがたさを、一緒になって感じてしまいました。
どうかこの一年が良い年になりますように………。
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もうあと一週間で、2008年も終わりなのですね。
すっかり日記のほうもご無沙汰してしまいました。
一昨日大学が冬休みに入り、気がゆるんだせいか、ドッと脱力感が押し寄せてきました。今年前半も早かったけれど、秋から以降も、あっという間に12月になっってしまった気がします。
この間、カウンセリングルームや大学の相談室では、個々の内面の問題だけでは処理しきれない、揺れ動く時代の様相を反映したいろいろな展開が次々にあって、まさに時代は大きな転換期に来ていることを肌で感じる日々だったような気がします。
私自身が自分の心のあり方や健康の維持も含めて、より柔軟に、よりしっかり研鑽を積んでいく必要があるのだろうと思います。
さまざまなことに偏見を持たず、素直に真摯に学ぶこと、子どものように無心に遊ぶこと、楽しむこと、そして静かに自分に向き合う時間も……。
こうしたことのバランスが、きっと自分を健康に維持するためにとても大事なことなのでしょうね。
と、殊勝な心がけとは裏腹に、現実は自分の期待を裏切って、ホントすぐ怠けるのでね…。そう、せめて大掃除くらいは怠けずに(形だけでも!)やらなくては、と心に決めつつ、「まだ来週もあるし~」と先送りにしている今日この頃です。
メリークリスマス!
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前回「ビパサナ」という瞑想について書きました。ブッダが考案した呼吸に注目する、とても簡単な瞑想法です。
目を閉じて、吐く息・吸う息に注目すればよいので、どこでもできます。
で、ある時、電車に乗っているときに試みることにしました。その日の車内はほぼ座席が埋まるくらいの混み具合で、混雑していると言うほどでもありません。当然、乗客の話し声もしますし、電車の機械音や外の音も耳に入ってきます。
でも、それらの音は車内全体の音として聞こえてはいても、目をつむって呼吸に注目すれば、そんなに意識の妨げにはならないように思いました。
私は座席に座って、電車の揺れと、適度な騒音に身を任せながら目を閉じました。
そして呼吸に注目します。
呼吸が、ゆっくりと気持ちを落ち着かせるリズムのように感じられ始めたちょうどその時、ツーンと鼻腔を刺激する匂いが漂ってきました。
きつい香水のような匂いです。
目を開けると、隣りに座った若い女性が化粧道具を取り出しています。そして、今まさに目のお化粧に取りかかろうとしているところでした。
この時わかったこと。
騒音は意識から遮断することはできても、匂いは無理だということです。化粧品の強い香りは気持ちを集中しようとしても、何の遠慮もなくこちらの意識を刺激してきます。
匂い・香り、これらは音よりももっとダイレクトに感知されてしまうのだと気づきました。それだけに、うまく使えば効果的だけれど、逆にマイナスに働くと、ある意味暴力的なくらいに相手に不快感を与える場合もあるかもしれないなあと…。
そういえば、帰宅途中の中学生(高校?)男子の一団が、車内でスナックやハンバーガーを食べる場面に出会うこともあるのですが、その時の匂いもけっこう強烈です。この間などカップラーメンです!
電車内がラーメンの匂いで一杯。
育ち盛り、伸び盛りだからお腹のすくのは分かるんですけど…。
こんなふうに、車内が化粧室や食堂になるのはどうなのでしょう?公共の乗り物でのマナーという意味で。
そんな疑問を持ちながら、注意するべきか否かで迷ったり、悩んだりするそんな自分にも歯がゆい。
ヘッドフォンの音漏れなら、指摘して音量を下げてもらうけれど、こういう場合はどうなのだ?アサーション・トレーニングだったらどうなるか?………などなど。
悩みます!
ビパサナどころではなくなってしまったのでした。
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先週の土曜日は久しぶりの瞑想会でした。ほとんど一年ぶり!これには自分でも驚いてしまいました。しばらく間が空いたという感覚はあったのですが、それにしても一年とは。
でも、時間の流れが速く感じられるのは私だけではないらしく、参加した方が口々に「え?もう一年?」と言われてました。
というわけで、久々の瞑想会でしたが、やっぱり自分にとって、こういう時間は本当に必要だなあと改めて思いました(と言いつつ、一年もブランクが^^;;;)。
私が一番サボっているかも。参加者の中で。
日常的に瞑想の時間をつくっている方は、本当に偉いなあと尊敬します。
でも、でもです。
今回のプログラムで最後に教わった「ビパサナ」という瞑想は私にも続けられるかもしれません。
とにかく、簡単です。
仏陀が考案したといわれるとても簡単な方法で、自分の呼吸に注目します。息を吸うとき、吐くとき、鼻から出て行くその呼吸に注目します。
それだけです。実際にやってみると、息が出ていくとき、入ってくるときに目を向けるだけなのに、ただ「見る」ということを続けることが意外に難しいのに気づきました。
どういうことかというと、すぐに他のことに気を取られたり、考え事をしたりしてしまうのです。10分間の瞑想のうち、どれだけ見ることに意識を向けていられたかというと、信じられないくらいほんのわずかな時間なのには、我ながら驚きました。
私だけかしら?すぐ何か考えているんです。きっとこの調子で、何かを見るたびに、そのもの自身を見るよりも自分の感情を絡めたりして見ているのだろうなと思いました。何と言うこと!
「客観的に見る」と一口に言っても、なんて怪しいことかと思います(少なくとも私に関しては…)。
それに気づけただけでも、ちょっとはいいのかな?
こんなことを考えたからと言っても、難しい顔をして瞑想をしていたわけではないのですよ。こうした気づきはほんの瞬間のことです。書いてみると長くなるのですが…。
おそらく普段だったら忘れてしまうような些細なことに違いありません。それをちゃんと意識できて、覚えていられたところが瞑想会の瞑想会たるところでしょうか。
ということで…、
また来年、春になる前くらいに開催できたらいいなと思っています。
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